特長は糖度が15以上の「甘さ」…冬が旬の希少な品種「冬桃がたり」出荷【岡山・総社市】
岡山放送
果物王国、岡山の新たな冬の顔です。夏ではなく、冬にかけて旬を迎える珍しいモモの出荷が総社市で始まりました。 冬が旬の希少な品種、「冬桃がたり」です。 岡山の、冬の新たな特産品として楽しんでもらおうと総社市の農家が7年前にブランド化しました。 総社市の選果場では11月12日から出荷作業が始まりました。 「冬桃がたり」の特長はその甘さです。 平均糖度が15以上と、岡山を代表する「清水白桃」を上回ります。 特殊なレーザーを出す機械で糖度と大きさを正確に測り、4つの等級に仕分けしていきます。 2020年は台風の被害が少なく小ぶりながらもきれいで甘い実に仕上がったということです。出荷は11月下旬まで続き例年並みの4トンを見込んでいます。 (JA岡山吉備路もも出荷組合 木原弘樹さん) 「冬の桃は珍しいと思うので夏の桃と違って上品なにおいがする。追熟して食べてほしい」 クリスマスやお歳暮商品としても人気の「冬桃がたり」。 11月19日には県内の百貨店のほか東京、大阪でも店頭に並びます。
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