早速滑走、気持ちいい 山形・蔵王温泉スキー場プレオープン
本格的な降雪で山形市の蔵王温泉スキー場は一部が滑走可能となり、7日に中央ゲレンデとユートピアゲレンデでリフトを稼働させプレオープンした。県内外から早速スキーヤーやスノーボーダーが訪れ、気持ち良さそうに滑っていた。8日も滑走できる。 両ゲレンデは同スキー場の上部にあり、朝の積雪は約40センチ。中央ゲレンデに向かう蔵王中央ロープウェイは午前8時40分の運転開始を前にスキーヤーらが列をつくった。同ゲレンデは正午で氷点下8度と冷え込み、雪質のコンディションは上々で、人々はさっそうと斜面で雪煙を上げていた。 スノーボード歴10年という千葉県松戸市の公務員船坂和夫さん(65)は「シーズン初めは毎年、蔵王に来る。今日も雪質がいい」と息を弾ませた。山形市沼木の主婦志鎌美貴さん(41)と訪れた長男の小学5年岳さん(11)はスキーを楽しみ「早く滑ることができて良かった」と笑顔だった。 スキー場開きは14日の予定。20日までをオープンシーズンとし、この期間の1日券は大人4800円、小人(中学生以下)2400円。21日以降は大人7500円、小人3800円など。