SNSで浴衣姿をアップしたら炎上、“着物警察”から「昼間から着るなんて!」と…長谷川普子(58)が明かす、10年ぶりの帰国で感じたこと
海外生活を機に独学で着付けを学び、その魅力を発信するインフルエンサーの 長谷川普子さん 。 【画像】茶髪ロング→グレイヘアに…58歳に見えない長谷川普子のグラビア写真を全部見る “58歳女性”として体や心の変化についても綴り、プライベートでは4度の結婚を経験するなど、同年代の女性を中心に熱い注目を集める長谷川さんに、着物の魅力から現在のパートナーとの関係性まで話を聞いた。(全3回の1回目/ 続きを読む ) ◆◆◆
パートナーに敬遠された着物
――今日はよろしくお願いします。先ほど思ったのですが、歩くのが早いですよね。 長谷川普子さん(以降、長谷川) 「着物だから歩くのが遅い」と言われるのが嫌だったので、サンダルでもブーツでも草履でも同じように歩けるようにしたいなと思って。まあ、鍛錬といいますか、慣れだと思います。 夫も最初は、いろいろと制限がかかりそうだと思ったみたいで、私が着物を着るのを嫌がってましたね。 ――パートナーが着物を嫌がったのは具体的にはどんな理由で? 長谷川 夫婦で海外生活をはじめた時に着物を着始めたんですけど、目立つのが嫌、というのがまずあったみたいです。日本ですら着物を着ている人はほとんど見かけない中、海外ならなおさら、というところで。 あとはやっぱり、お手入れが大変だから行く場所が制限されるんじゃないか、というのもありました。移住先がタイだったんですけど、それで屋台とか市場に行けるの? みたいな。 ――洗濯機に入れてグワングワン洗うわけにはいかないですよね。 長谷川 だから最初は、綿やポリエステルでできた洗える浴衣を着て、「汚れても平気だよ。家でも洗えるよ」という感じで、徐々にイメージをアップデートしていきました。
常夏のタイだから浴衣で過ごしたいと…
――海外生活を機に着物を着るようになったということですが、きっかけは? 長谷川 夫と結婚してからタイに移住することになった時、ふと、「タイは常夏だからずっと浴衣でいいのでは?」と思いついたんです。 あと、トランク一つでどこでも動ける人になりたい、断捨離したい、という気持ちもあり、それまで持っていた洋服もほとんど処分して、浴衣10枚を詰めてタイに移住しました。 ――もともと浴衣はよく着ていた? 長谷川 私は今58歳なんですけど、高校生の時に浴衣を縫う授業があって、その中で着付けまで習ったんですね。だから浴衣だけは自分で着られたので、大人になってからもビアガーデンとかネイルサロンとか、夏場にどこか遊びに行く時には、普通に浴衣を着てたんです。 ――実際にタイで浴衣を着てみて、現地での反応はいかがでしたか。 長谷川 そもそも海外の方って、他人が何を着ていようとあんまり興味がないですよね。時々は「まあ、素敵!」とかっていうのはありましたけど、ひと盛り上がりしてすぐ終了、みたいな。なので、楽でしたよ。 それでどんどん浴衣にハマっていったとき、SNSで大炎上を経験しまして。
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