被害者、加害者にならないために コロナ禍に警戒「インフォデミック」
「誤情報の拡散」で加害者にならないために
もう一つ、今の時代に大変重要なことがあります。それは、うかつに情報を発信しない、広げないということです。 TwitterやLINEなどのSNSやコミュニケーションツールが普及した現在、聞いた情報を気楽に広めることができる世の中となっています。 しかし情報の内容を検討せずに広げてしまうことで、被害者から加害者になってしまうということも、おこりえます。何が正しいのか、何が正しくないのか。周囲の人々が情報を選別しにくい状況を作ることに、加担してしまうことになるのです。 手間はかかりますが、新たな情報を入手した際は、複数の情報源と照らし合わせて確認しましょう。すぐに飛びつくことなく、安易に気分や感情で判断することなく、よく考え検討する。そして、その情報を他人に伝えるべきかどうか考えてみましょう。
情報との向き合い方を見つめなおす機会に
コロナ禍に際しては、国民一人ひとりが行動変容をし、しっかり対処し、向き合っていくということが求められます。 ここにおいて、「情報との向き合い方」は根本的に非常に大事です。情報にどのように向き合っていくかということは、行動をどのように変えるか、どのような行動をとるかということの基礎になります。 このパンデミックを機とし、情報との向き合い方を見つめなおしてみましょう。