フリーアナ・小倉智昭さん、膀胱がんのため死去 77歳 “朝の顔”として長年活躍
フリーアナウンサーの小倉智昭さんが9日に膀胱がんのため亡くなったことを所属事務所が発表しました。77歳でした。 【画像】マイクを手に話す生前の小倉智昭さん 小倉さんは1947年生まれ、秋田県出身。東京12チャンネル(現:テレビ東京)のアナウンサー出身で、1976年にフリーに転身。22年にわたり放送された朝の情報番組『とくダネ!』ではメインMCを務め、お茶の間に親しまれました。
■近年は闘病も、先日まで積極的に仕事をこなしていた
近年は病と闘った小倉さん。事務所の発表によると、2016年に膀胱がんを患い、2018年に膀胱を全摘出。2021年に肺に転移していることがわかりました。 2023年に腎盂(じんう)がんが見つかり、同年12月に左腎臓を全摘出。その後、入退院を繰り返しながら治療に励んでいたといいます。しかし、「先月に入り強い腰痛を訴え検査したところ、骨盤、腰椎および髄膜に転移がみられました。今月に入り体調が急変し、昨日家族に見守られながら自宅にて息を引き取りました」と発表しました。 事務所は、「仕事に対する意欲が強く、先日まで積極的に仕事をこなす姿が目に焼きついています。生前に賜りましたご厚誼に深く感謝するとともに、ここに謹んでお知らせ申し上げます」と報告。家族の意向により葬儀は家族葬で執り行い、後日お別れの会を予定しているということです。