小田和正さん作曲 統合「喜多方高」の校歌 福島県教委発表
喜多方高と喜多方東高が統合して四月に開校する「喜多方高」の校歌は、両校の生徒らが歌詞を作り、日本を代表するシンガー・ソングライターの小田和正さんが作曲した。四月九日の開校式で披露される。県教委が十五日発表した。 県教委によると、小田さんは東北大の卒業生で、東日本大震災後に母校の校友歌「緑の丘」を作るなど東北地方への思いが強い。このため、喜多方高の遠藤利晴校長と喜多方東高の渋川卓也校長が昨年二月に小田さんに作曲を依頼したところ快諾したという。 歌詞は「喜多方の風土、歴史、文化を感じさせ、未来に向けた夢や希望と未来につながる学びがある統合校」のイメージを元に、生徒や教職員、保護者から募り、同窓生らも加わった校歌校章検討委員会が作成した。