ブリの解体ショー 園児食材の命を頂くことを実感 感触やにおいに興味津々/岡山・津山市
園児に食材の命を頂くことを実感してもらおうと27日、岡山県津山市大谷の作陽保育園でブリの解体ショーが行われた。 【写真】ブリの感触を楽しむ園児たち
園に給食の魚を卸す秤屋(新魚町)の藤原靖子さん(41)ら4人が来園し、園児116人と保護者約60人が参加した。
従業員らが約5キロの天然ブリ2匹を手際よく包丁でさばいていき、藤原さんが心臓や胃袋、カマなど各部位を見せながら説明。子どもたちは感触やにおいを確かめながら興味津々な様子で見つめていた。
田外鷹雅君(6)は「触るとつるつるしていてにおいもあってびっくり」と話した。
この後、料理教室も開かれ、年長児と保護者が2人一組で三枚おろしにしたブリをムニエルで味わった。
同園では食育の一環で、10年ほど前から解体ショーを実施している。
津山朝日新聞社