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堂本光一が『ナイツ・テイル』開幕で明かす舞台への覚悟「ダメだとなっても受け入れられる。稽古で得たものは無くならない」

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堂本光一と井上芳雄が主演を務める『ナイツ・テイル in シンフォニックコンサート』が10日に開幕。9日に行なわれたゲネプロでは、堂本が『Endless SHOCK』の公演中止以来、5カ月ぶりとなる観客の姿に喜びの声を伝えた。 今作はシェイクスピア最後の作品『二人の貴公子』をもとに、新たに制作されたミュージカル。2018年に初演が行なわれたが、今回は東京フィルハーモニー交響楽団をバックにしたコンサート版。世界的ミュージカル『レ・ミゼラブル』の演出を手掛けるジョン・ケアードが脚本・演出を担当しており、音楽スーパーバイザーのブラッド・ハークも加え、ロンドン・ニューヨーク・日本の3か所からリモートで稽古を行なった。 また、出演者は稽古前と劇場入り前にPCR検査を受診。出演者がステージ上で2メートル以上離れてパフォーマンスするだけでなく、演奏者らも左右80cm、前後150cmを空けて演奏。さらに客席も削減し、来場者に緊急連絡先の登録を依頼するなど、さまざまな新型コロナウイルス感染症拡大予防対策がとられている。 堂本は今回の公演にあたって、「少しずつエンターテインメントが歩き出している感覚」と社会の変化を実感。そして「たくさんの対策をしながら、お客さんも満員とはいかないけど、その空間、時間をかみしめたい。感謝の気持ちが届けばうれしいです。こうした取り組みをきっかけに、何かどんどん新しいことが生まれてくることを期待しています」と感慨深げな様子。 そして今回、東京フィルハーモニー交響楽団を迎えての上演となったことに「後ろにチェロ(の演奏者)がいるんですけど、この(音の反響による)サンドイッチがすごいんですよ。もうたまんないよ。めちゃめちゃ気持ちいい」と生の舞台での迫力に感激。共演の上白石萌音(かみしらいし・もね)も、「後ろにバイオリン(の演奏者)がいるけどすごい。動きたくないくらい」と共感した。 コロナの影響により、オンラインでの稽古だったが、出演者らのコミュニケーションもオンラインだったそう。そこで活躍したのが最年少の上白石だ。 「オンライン飲み会みたいなことを3回くらいやったんですけど、萌音ちゃんが『どうですか』って繋いでくれた。すごいいいマネージャーなんです。こんなスーパースターはいない。コロナ前も食事会など企画してくれていた」 そう絶賛する堂本に、上白石は「皆さんのスケジュールを管理させていただいて」と恐縮。堂本が「気持ちは濃厚接触です」と続け、出演者を笑わせた。 これまで故・ジャニー喜多川の教え「Show must go on(何があってもショーは続けなければならない)」を引き継ぎ、『Endless SHOCK』でもその精神を体現してきた堂本。 しかし、コロナ禍の現在となって「今は幕を開けるより、何かあれば中止する勇気が大切」と断言。「『Show must go on』の意味も変わってきた。もしも『ダメだ』となっても受け入れられる。リハーサルや稽古で得たものは自分の中では無くならない。今はそういう気持ちじゃないと(舞台に)立っちゃいけない」と舞台人としての覚悟を明かした。 『ナイツ・テイル in シンフォニックコンサート』は13日(木)まで東京芸術劇場で、18日(火)~22日(土)は東京オペラシティにて公演が行なわれる。 取材・文/鯨井隆正

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