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各知事も賛否分かれ…GoToキャンペーン 静岡県知事「東京との往来避けて」

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静岡朝日テレビ

 先ほど、午後6時から始まった新型コロナ対策分科会。政府は専門家の意見を聞き、予定通り22日から「GoToキャンペーン」を始めるかどうか、最終判断する方針です。  国内旅行代金の半額、1人当たり最大2万円まで国が補助するキャンペーン。新型コロナ感染拡大で、打撃を受けた観光業を支援する目的ですが、異論が出ています。 東京都 小池百合子知事 「国のGoToキャンペーンは、現在の感染状況を踏まえると、実施の時期やその方法などについては、改めてよくお考えいただきたい」  小池都知事はきのう、国が進める観光支援事業「GoToキャンペーン」の見直しを求めました。  大阪府の吉村知事も反対し、西村経済再生担当大臣に要望書を提出しました。 大阪府 吉村洋文知事 「今、この状況で全国に広げて、いきなり全国から開始することは反対。やるべきではないと思う」  一方、神奈川県の黒岩知事はキャンペーンに賛成しています。 神奈川県 黒岩祐治知事 「即効性のある観光振興に取り組む必要がある。国のGoToトラベル事業には期待している。一方で、GoToトラベル事業の実施が、感染拡大の要因になることは、絶対に避けなければならない」  新型コロナ拡大が収束し、国民の不安が払しょくされた後に実施すると、4月に閣議決定されています。国会でも論戦が繰り広げられました。 西村康稔 経済再生担当大臣:「大きな流行は収束させたと判断して、緊急事態宣言を解除している」 国民民主党 馬淵澄夫衆院議員:「今、非常に中途半端な状況に置かれていることに不安を感じる。不安の払しょくどころではない。不安の増幅、なぜ、今なのか。そして、なぜ移動を促進させていいのか」  きょうの都内の感染者は過去最多の286人で、8日連続で100人を超えました。この状況に、自民党内でも賛否が分かれています。    静岡県の川勝知事はこの時期の開始に疑問を投げかけていました。 静岡県 川勝平太知事 「(新型コロナウイルスを)持たず、持たせず、持ち込ませずという可能性を考えて、東京の方は治療薬、ワクチンが開発されるまで、ご不便をおかけしますが やむを得ない場合を除いて、東京との往来は避けていただきたい」  こうした中、キャンペーンは6日後に始まる予定です。静岡県内の旅行会社には問い合わせが増えているといいます。 近畿日本ツーリスト静岡支店 前川雄樹支店長 「中には問い合わせしつつも、行ってもいいのかな大丈夫かなと聞かれる方もいらっしゃる。(旅行に)行きたいという方と半々というのと微妙なところではある」  本来、旅行会社にとって強力な追い風となるはずのキャンペーン。しかし、新型コロナへの不安がぬぐえません。県内旅行を希望する人が多いことから、そのニーズに合わせたプランを考えています。 近畿日本ツーリスト静岡支店 前川雄樹支店長:「まずは我々としては、静岡県内が潤っていただきたいと思っているので、遠くに行っていただきたい思いもあるが、なかなか今、本当にそういったことを受け入れる側も大変だと思うので、まずは本当に近場から行っていただいた方が、お互い安心感もあると思うので、そういったことを勧めていきたい」