「こんなはずじゃなかったのにと涙が止まらず」妊婦高血圧症候群と診断され緊急帝王切開をした西方凌「産後は上の子のチックも始まって」
皆さんの協力もあってチックが治まり、だんだん弟に興味を持ってかわいがるようになってくれたのですが、ずっと優先し続けるわけにはいかないので、弟が2歳の誕生日を迎えたときに「実はこういう理由であなたを優先していました。でも、この先は弟にも記憶が残っていくから、今日からは平等です」と宣言したんです(笑)。娘は「えー!やだ!私優先がいい!」という反応でしたが、そう言いながらも夫は完全に娘ファーストなので、「でも、とーち(木村さん)は優先するからね~」みたいなことを夫がこっそり娘に言う、私は“平等宣言”を進めるという形で、夫婦で分担しました。
── 西方さんのインスタグラムには、「娘は感情を怒りで表すことが多く、誤解されることもしばしば。幼少期はトラブルも多かった。何かすれば尾ひれ背びれがついたり。時には手や足だって生えて噂が広がったりもしていたようです」と書かれていました。 西方さん:そうですね。娘が幼稚園年少のころ、お友だちをつねったり、ひどいことを言ってしまったりしたことがあったんです。園の先生方は、そういう言動を取った理由を追求したうえで「園で起こったことなので、お家では叱らないでください。ちゃんと本人には話しましたので」と言ってくださり、私はお母さんに謝りに行きました。ただ、その後も娘に対して監視の目があったので、過剰に叱るようになってしまって。人の目ばかりを気にして、娘の心を大切にしなかったことを反省する意味で書きました。
── 監視の目というのは…? 西方さん:周囲から聞いた話なので本当かどうかはわからないのですが、「あの子、また何かやったの?」と子どもに聞く方がいたみたいで、娘の行いに関して子どもたちが親に報告するような状況になっていたみたいなんです。娘が誰かとおもちゃの取り合いをしたら、子どもたちがワーッと集まってきて、そのときに見たことを帰宅して親に話す、その内容に尾ひれがついて一部のママにLINEが回る、という流れになっていたみたいで。