中国、購入税免除対象の最新NEVカタログを発表
【東方新報】中国工業・情報化部は5日、自動車購入税免除対象の最新の新エネルギー車(NEV)モデルカタログを発表した。今回の更新には、市場で最も人気の高いNEVモデルが含まれている。 新しいカタログには、純粋な電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCV)など、幅広い新エネルギー車が含まれている。 注目すべきエントリーは、中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ、Huawei)」が設立した自動車連合体「鴻蒙智行(HIMA)」が動力源の「奇瑞汽車(Chery Automobile)」の「Luxeed R7」「小米科技(シャオミ、Xiaomi)」の「SU7 Ultra」「ボルボ(Volvo)」の「EX90」など、国内外の大手メーカーによるもので、消費者に幅広い選択肢を提供している。 カタログによると、2024年1月1日から2025年12月31日までの購入については、カタログに掲載されているすべてのNEVが、自動車購入税の全額免除または50パーセント減税の対象となる。 この中で、NEV市場に新規参入した「小米科技」のNEVモデル第1弾「SU7」は、先ごろ、2か月連続で2万台以上の納車台数を記録したと発表された車種だ。 1日には、複数のA株上場の自動車メーカーが最新の月間販売台数を発表し、NEVセクターの堅調な成長ぶりを示した。「華為技術」と緊密な提携関係を結んでいる「賽力斯汽車(セレス、Seres)」と「北京汽車集団(BAIC Group)」は、11月の販売台数が大幅に増加した。 NEV市場のリーディングカンパニー「比亜迪汽車(BYD)」も、11月には前年同月比67.92パーセント増の50万台以上の電気自動車を販売し、素晴らしい業績を達成した。 「比亜迪汽車」は11月18日に、年間1000万台目の新エネルギー車(NEV)を納車した。これにより中国はNEV販売1000万台を達成した最初の国となった。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。