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希少な高山植物とヒグラシと涼やかな風 3密も避けられる天然のクールスポット「六甲高山植物園」

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ラジトピ ラジオ関西トピックス

 夏本番を迎えた。8月11日には全国各地で観測史上最高気温を更新する地点が相次ぎ、今後もうだるような暑さが続きそうだ。ここは暑さをしのぐためにも「クールスポット」に出かけたいところだが、今年はコロナの影響で、美術館や映画館といった屋内型のクールスポットに足が向きにくい。そんな中であらためておすすめしたいのが、街中から5℃から7℃低い“天然のクールスポット”六甲山だ。  なかでも「六甲高山植物園」(神戸市灘区)は海抜865メートルに位置。気候でいえば北海道南部と同じ程度にあたり、日中でも30℃を超えることはない。  園内には、世界の高山植物や寒冷地植物、六甲山の自生植物、その他山野草など、約1,500種が野生に近い状態で植えられている。高山植物を収集したロックガーデンや渓流沿いの湿地、ブナの木陰を歩けば、吹き抜ける風にのって「カナカナカナ」とヒグラシの鳴き声が聞こえ、目・耳・身体と、全身で涼やかさを感じることができる。  いま見ごろを迎えているのが、奥深い山に咲く希少な花「キレンゲショウマ」。円錐型の特徴的な形で、花びらが少し肉厚でつぼみが丸いのもかわいらしい。  また、名前がよく似た「レンゲショウマ」も見ごろを迎えている。蓮の花をひっくり返したような姿からつけられた名前で、樹林区を歩けば、鈴のように揺れる姿を楽しむことができる。  なお六甲高山植物園では、現在、「食虫植物のひみつ展」も開催中(9月27日まで)。二枚貝のような葉で虫を挟み込む「ハエトリソウ」や、筒状の葉の中に虫をおびき寄せる「サラセニア」などを間近に見ることができる。不気味な見た目を持ちながらも、不思議な生態で観る者を惹きつける食虫植物たち。そのひみつをじっくりと観察できるので夏の自由研究にもぴったり。  六甲高山植物園によると、園内では秋の七草のうちキキョウ・ナデシコ・ハギ・オミナエシがすでに開花し秋の気配を感じさせている。暑い日が続くが、一足早く秋も感じられる天然のクールスポットで、自然を楽しもう。

ラジオ関西

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