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石川県内も大雨 冠水、のり面崩落

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北國新聞社

 7日の石川県内は、停滞する梅雨前線の影響で大雨となった。金沢では朝方、1時間43・0ミリの激しい雨が降り、道路の冠水やのり面崩落が起きた。金沢地方気象台は加賀、能登の広い範囲に大雨警報を出して土砂災害に警戒を呼び掛けた。

 正午までの24時間雨量は輪島84・5ミリ、金沢82・0ミリ、宝達志水81・5ミリとなった。県内各河川が増水し、津幡町の津幡川と中能登町の二宮川、七尾市の御祓川で水防警報が出されて水防団体が出動した。

 金沢市内では、近岡町と才田町の市道、示野南の地下道が冠水し、通行止めとなった。近岡町では道路が50メートル以上にわたって水に漬かった。近所の主婦(76)は「家に被害がなくてよかった。これ以上降らないでほしい」と不安な表情を浮かべた。

 金沢市の卯辰山公園見晴らし台近くの市道では、路肩から下ののり面が幅約15メートル、高さ3~4メートルにわたって崩れた。けが人はなく、市はブルーシートで応急処置を施す。樫見町でも市道脇ののり面が崩れ、土砂が道路を半分ほどふさいだ。

 金沢市は元町福祉健康センターと森本市民センターに自主避難所を設けた。新型コロナウイルス感染防止対策として、入り口にアルコール消毒液とマスクを用意し、避難者には検温を求める。宝達志水町も2カ所に自主避難所を開設した。いずれも正午時点で避難者はいない。

 七尾市では倒木が電線に接触し、中島町内の約60戸が6日午後10時33分から4時間近く停電した。

 気象台によると8日も引き続き雨が降り、午前6時までの24時間降水量は最大で加賀130ミリ、能登100ミリと予想される。

北國新聞社