観光客やビジネス客の増加につなげようと、三重県津市にある津駅と中部国際空港へのアクセス港である津なぎさまちをつなぐシャトルバスが、27日から実証的に運行されることになりました。 　津なぎさまちと中部国際空港を結ぶ高速船は、コロナ禍で一時便数は減少し、現在は運航数が持ち直していますが、市内と津なぎさまちを接続する路線バスは運転手不足の影響などで以前ほどの増便には至っていません。 　そこで路線バスが運行していない時間帯にも対応し、交通の利便性を高めるため、高速船を運営する津エアポートラインがシャトルバスの運行を実証的に始めることになりました。 　シャトルバスは、午前6時から午後10時45分までの時間帯で津駅と津なぎさまちを結び、高速船利用者のみが乗車対象で、運賃は無料となっています。 　9日の定例会見で前葉市長は「年末年始で他県から訪れる人が多い時期。津に来てくれる人が1人でも増えるように」と期待を込めました。 　シャトルバスは27日から来年2月24日まで運行する予定で、16日から津エアポートラインの公式サイトで時刻表を確認できます。