【バレー】石井優希「マナは気配り上手で先輩にも後輩にも慕われるタイプ」、戸江真奈「ユキさんは攻守の要で何でもできる。でも、バレーを離れると笑わせてくれます」 久光スプリングス新旧キャプテンインタビュー
昨シーズンのキャプテン・石井優希と今シーズンのキャプテン・戸江真奈の両選手はともに久光スプリングスのディフェンスの要として助け合っているのはもちろん、プライベートで一緒に過ごすことも多いのだとか。そんな新旧キャプテンにお互いの素顔と今シーズンの抱負を語ってもらった。 (インタビュー収録はリーグ開幕前、ユニフォーム写真は10月24日、25日の試合のものです)
――まずは、お互いを紹介してください。 戸江:では、私から(笑) バレー界とバレーボールファンの方々は皆さんご存知の通り、石井選手はオールラウンダーで、全部のプレーができて、勝負所で決めてくれるエースでありながら、守備面でも私たちをすごく助けてくれる選手です。リベロの私から見ても、守備範囲がすごく広いですし、何でもできる選手だなといつも思っています。 バレーを離れるとフワフワしているところがあり、ちょっと抜けていて、いつも笑わせてくれます(笑) ――プライベートで何か面白いエピソードはありますか? 戸江:ユキさんは車の運転が上手なんですけど、車を買い換えたときに外車だからウインカーの位置が国産車と逆なのに、間違えてずっとワイパーをつけていたりしたみたいです(笑) ――では、石井選手から見た戸江選手は? 石井:マナは気配りがすごくできる選手で、後輩たちをうまくまとめてくれるし、先輩とのコミュニケーションの取り方もすごく上手。キャプテンの難しさはいろいろありますが、気配りができる性格を活かしてやっていると思うので、私もうまくサポートできたらと思っています。 性格はすごく明るくて、マナも抜けているところがあるのですが、「ユキさんよりはしっかりしてるし」と言ってくる(笑) すごく可愛らしくて、いつまでも精神年齢18歳と思えるような感じです。もちろん、バレーに対してはすごくしっかりしてますけど、そこから離れたときの幼さがすごく可愛くて、上からも下からも慕われる存在です。だから、後輩もマナを助けたいと思うだろうし、私も去年、キャプテンをさせてもらった時に副キャプテンはマナにしてほしいとお願いしたくらいです。 マナの存在は全体を見てくれるという意味でもすごく頼れるんです。先ほどプライベートでは幼いイメージと言いましたが、バレーになると3学年年下なのに、全然それを感じさせないですね。だけど、一緒にいるとなぜか大爆笑になる出来事が…(笑) 戸江:そうそう、いつも笑ってる。具体的なことがあまり思い出せないのですが…。 あと、この前誰かに言われたんですけど、「マナとユキさんにしか感じられない雰囲気ってあるよね」って…。周りからしたら「えっ?」って思うことを2人だけで理解しあって、いつも笑ってるって(笑) 石井:えー、何それ? 例えばどういうことだろう? わかんない…(笑) ――先ほどドライブに行くとおっしゃっていましたが、例えばどんなところに? 石井:わざわざ岡山県までパンケーキを食べに行ったりとか、お肉の食べ放題に行ったりとか…。 ――岡山というと、ご実家の方? 石井:実家よりも遠いところでした。インスタグラムでたまたま見つけたパンケーキのお店が美味しそうで、ドライブもいい気晴らしになるし、「私が運転するから行こう」と誘ったら、マナとユウカ(今村優香選手)が一緒に来てくれました。その3人で行動することがわりと多いですね。 ――今村選手もお二人と似たタイプ? 石井:彼女は私たちと真逆で、女王様タイプですね(笑)