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「給料を払ってください」バイト激減の留学生でも使える支援制度 誰でも対象「休業手当」、家賃の給付金も

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新型コロナウイルスは、アルバイトをしながら学費を払う留学生の生活を直撃しています。休みの間の給料を払ってくれるかわからない。家賃が払えず追い出されるかもしれない。年間60万円から100万円にもなる学費をどうするか、日本人の学生でも悩んでいる人は少なくないはずです。留学生でも日本人でも使える制度、アルバイト先との交渉の仕方。立場が弱い外国人の労働者にできることについて、NPO法人POSSEの岩橋誠さんが解説します。 【イラスト解説】「バイトが激減……家賃払えない」日本人も留学生も使える制度をやさしい日本語で教えます

家賃も学費も払えません

こんにちは。NPO法人POSSEの岩橋誠です。今日は、アルバイトがなくなって、学費が払えない留学生の相談です。 【カンボジア人、男性】 こんにちは。私は日本語学校の留学生です。東京のファミリーレストランでアルバイトをしています。いつもは、1週間に25時間くらい働いています。1カ月に12万円くらいもらっています。でも、3月からお客さんが減りました。シフトを減らされて、1週間に10時間くらいになりました。4月に、政府が緊急事態宣言を出した次の日から、お店は閉まりました。店長は「5月になったら、お店はまた営業すると思います」と言いました。でも、休みの間の給料を払うかどうかは、教えてくれません。 学費を毎月5万円、家賃を毎月4万円払わないといけません。貯金もありません。カンボジアの家族もコロナウイルスで困っています。どうすればいいですか。

「給料を払ってください」

緊急事態宣言が出てから、お店が休みになったので、仕事がなくなりました、という相談が増えています。レストランや居酒屋、カフェなどでアルバイトしている留学生も、困っています。 仕事が休みになっても、会社はあなたに給料を払わないといけません。これは法律で決まっていて、休業手当といいます(労働基準法26条)。会社はあなたに、少なくても給料の60パーセント(%)を、払わないといけません。 留学生もアルバイトも、みんな、休業手当をもらうことができます。外国人ももらうことができます。 でも、あなたは60パーセントではお金が足りないと思います。そのときは、「給料を100パーセント払ってください」と会社に求めることができます。もともと、給料を100パーセント払うことがあなたと会社との約束(契約)になっていたからです。 でも、会社は「日本のルールでは払うことができません。」とうそを付くかもしれません。そのときは、POSSEに相談してください。

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