柴田未崎が現役最後のレース「何も悔いはないです」 大橋厩舎で調教助手に【競馬】
今月末での引退を発表している柴田未崎騎手(45)=栗東・飯田雄=が26日、阪神12R・リボン賞で現役最後のレースに臨み、ハクサンライラックに騎乗して一時は先頭に並びかける見せ場たっぷりの4着。レース後には武豊や横山典、同期の福永と和田竜から花束を受け取り、騎手仲間から胴上げされた。 柴田未は「何も悔いはないです」と切り出し、ラスト騎乗について「たたいた方がいいと思っていたけど、特別な力が後押ししてくれましたかもしれませんね」と騎乗馬の力走をたたえた。今後については「馬に何かを教えるのが好きなので、一頭一頭教えをいかして(騎手に)バトンを渡していきたいです」と新天地での活躍に力を込めた。 柴田未は1996年に双子の兄・大知とともにデビュー。2011年に一度現役を退いたが、14年に現役復帰をしていた。JRA通算94勝。7月からは栗東の大橋厩舎で調教助手になる予定。
中日スポーツ