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愛希れいかが躍動! ミュージカル『フラッシュダンス』が開幕

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ぴあ

1983年公開の同名大ヒット映画を原作に、2008年のイギリスで舞台化されたミュージカル『フラッシュダンス』が、9月12日(土)より日本青年館ホールで上演されている。 昼は製鉄所で、夜はバーのフロアダンサーとして働きながらプロのダンサーを夢見る少女、アレックスの物語。友人やダンスの恩師に背中を押され、名門ダンスアカデミーのオーディションに挑戦するのだが、一次審査に通ったのは恋人の御曹司の後押しがあったからではないかと疑い始め……。日本版脚本・訳詞・演出は岸谷五朗。11日に行われた舞台稽古を取材した。 最大の見どころは、なんといってもアレックス役の愛希れいかだ。激しく揺れ動くアレックスの感情を豊かに表現する歌声、どんなオーディションでも審査員の目を釘付けにするだろうと確信させる情熱のダンス、そしてレオタード姿になった時の鍛え抜かれた見事な肉体美と、すべてにおいて観客を惹きつける。 宝塚の娘役トップが退団後、相手役やWキャストではなく単独で主演を務める例は多くないが、彼女がその数少ない例となったことには誰もが納得することだろう。主演俳優に上り詰める過程で否応なく失われがちな“フレッシュさ”をも持ち合わせており、今後ますますの活躍が期待されるミュージカル女優だ。 御曹司としての葛藤をコミカルな味わいを織り交ぜて演じたニック役の廣瀬友祐、ちょっとしたダンスにも滲み出るグルーヴ感が魅力的な福田悠太(ふぉ~ゆ~)と植原卓也ら、男性陣もそれぞれに好演を見せたが、物語の性質上、やはり印象に残るのは女性陣。桜井玲香、Dream Shizuka、石田ニコルが愛希とともに、“プリンス”と呼ばれる男性俳優の活躍が目立つ日本ミュージカル界に風穴を開けてやる! とばかりに、パワフルなダンスと歌を見せつける。彼女たちがキャバレーで踊るシーンが多いこともあってか、照明や音響は全体的に、ミュージカルというよりライブ仕様。 暦の上ではとっくに秋だが、コロナの影響でライブ公演が軒並み中止になった今年、遅れてきた“夏フェス”気分が味わえるミュージカルと言えそうだ。 ミュージカル『フラッシュダンス』 原作:トム・へドリー&ジョー・エスターハス作 パラマウント・ピクチャーズ映画『FLASHDANCE』 日本版脚本・訳詞・演出:岸谷五朗 音楽監督: 大崎聖二 訳詞: 長島祥 【東京公演】 9月26日(土)まで 日本青年館ホール 【名古屋公演】 10月3日(土)、4日(日) 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール 【大阪公演】 10月8日(木)から11日(日)まで 梅田芸術劇場 シアタードラマシティ 取材・文:町田麻子

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