竹安俊也が夢見る家族写真「自分のゴルフができる自信ある」
◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 3日目(5日)◇三木GC(兵庫)◇6993yd(パー71)◇晴れ(観衆2859人) 【画像】幡地隆寛は夫婦で記念撮影 2打差4位から出た竹安俊也がボギーなしの4バーディ「67」でプレーした。「あんまり緊張しなかった。楽しく集中しながらプレーができた」と振り返った。 前週「バンテリン東海クラシック」は9位と12戦ぶりのトップ10に入っていたが、「アイアンの調子が悪くて開幕前に調整した」。これまでの練習ではストレートボールを中心に打ってきたが、スライスとフックを交互に打つ練習に切り替えた。
「球を操作する練習で、コースでいきている。フェース面を感じて、コントロールしやすい」と効果を説明した。前半6番(パー3)は7Iで5mにつけてバーディ。「ちょっと左風でアゲンストだったので、風にぶつけてフェードでうまく打てた」と練習の成果が実を結んだ。 トップと3打差の通算14アンダー3位で最終日に臨むが、記念すべきツアー初優勝の場面を見ようと妻・絢香さんと愛息2人が妻の実家がある青森県から駆けつける。 「優勝してみんなで家族写真を撮るのはすごい夢に見る。それはやってみたい」。ボールマーカーは長男・永玖(りく)君と次男・福(ふく)君の2人の顔写真を片面ずつに入れたものだ。「マーカーを見ていると落ち着きますね」と子どものことを思い出すと言葉も弾む。 「あしたもプレッシャーがあるが、自分のゴルフができる自信がある。上位、優勝争いを楽しめながらできる」。愛する家族とともに目指す逆転Vへ気合を入れた。(兵庫県三木市/玉木充)