元夫・辻仁成、中山美穂さん葬儀の日にブログ更新「心をタップされているような感じになる」
今月6日に急逝した女優・中山美穂さんの元夫で、現在はフランス在住の作家&ミュージシャン・辻仁成が、中山さんの葬儀が行われた12日に、ブログを更新した。 【動画】中山美穂さんの葬儀終え 妹・忍さんコメント「祭壇は華やかで最後のステージのよう」 「某月某日、今日はずっと海を見ていた」と書き出すと、「ノルマンディーの曇り空を眺めながら、油絵を何枚か描いた。(何枚か、というのは、スケッチのような、ラフな下書きのようなもの、完成には程遠いもの)、空と海の境目のあまりはっきりとしないあたりを眺めているのが落ち着くのだった」と続けた。 「いや、正確には、もわもわ、落ち着かないのだけれど、でも、海と空の境目って、色が混ざり合って、感情が漂流しているような不思議なニュアンスがあり、そこを凝視して、カンバスに色を叩いていると、とんとんとん、心をタップされているような感じになる」と自身の心情もつづった。 最後は「絵は無になる、と描いたが、寝ている時に夢を見るような感じで勝手に脳が動いて、隠している感情を表に出そうとしてくることもある。そういう時に絵筆が止まって、しばらく、塗りたくられた油絵の上で、過去とかが、錯そうするのだった」との言葉で結んでいた。 辻は2002年に中山さんと結婚。04年に長男が誕生したが、14年に離婚。長男の親権は辻が持ち、シングルファーザーとしてフランスで生活している 美穂さんの妹の中山忍が葬儀後に発表したコメントによると、長男は美穂さんと最期のお別れができたようだ。
テレビ朝日