渡辺えり・のん・小日向文世が3人で30役演じ分け、「私の恋人 beyond」新チラシ到着
6月30日から7月10日まで、東京・本多劇場で上演されるオフィス3〇〇「私の恋人 beyond」の新チラシが到着した。 「私の恋人」は上田岳弘の第28回三島賞受賞作を原作に、渡辺えりが作・演出を手がけた2019年初演の音楽劇。今回は前回公演に続き、小日向文世とのんが出演し、渡辺と共に時代や性別を超えて30もの役を演じ分ける。そのほかの出演者に松井夢、坂梨磨弥、関根麻帆、山田美波が名を連ねた。 本作には、東北の震災で受けた傷や断捨離の意味が問われるシーン、満州開拓での日本人のアイデンティティの崩壊など、原作にはない渡辺による創作が盛り込まれている。渡辺は「原作ファンの方も驚く展開を楽しんでいただけると思います。小日向文世の縦横無尽な怪演、のんの唯一無二の純真でしたたかな演技。私の年齢を超えた挑戦も見ものです」と作品をアピールした。新チラシには「誰も殺してはならない──」というキャッチコピーが添えられた。チケットの一般販売は本日スタート。 ■ オフィス3〇〇「私の恋人 beyond」 2022年6月30日(木)~7月10日(日) 東京都 本多劇場 原作:上田岳弘「私の恋人」(新潮社) 作・演出:渡辺えり 出演:渡辺えり、のん、小日向文世 / 松井夢、坂梨磨弥、関根麻帆、山田美波 演奏:三枝伸太郎