藤川新体制で“チャンス到来”…?阪神、新たな1軍戦力と目される逸材(4)岡田前監督には起用されず…?
2024年限りで岡田彰布監督が退任し、2025年シーズンから藤川球児新監督が指揮を執る阪神タイガース。プロ野球では指揮官が代われば、起用方針も変わることが多い。藤川監督の就任初年度となる来季は、戦力層が大きく変わる可能性もありそうだ。そこで今回は、藤川新体制で一軍起用が増えそうな選手を紹介したい。
髙寺望夢
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/76kg ・生年月日:2002年10月17日 ・経歴:上田西高 ・ドラフト:2020年ドラフト7位 高卒2年目の2022年に一軍デビューを飾ったが、岡田彰布監督時代には一軍起用がなかった髙寺望夢。新体制では、チャンスを掴み取りたいところだ。 上田西高から2020年ドラフト7位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから二軍で実戦経験を重ね、高卒2年目のシーズン終盤に一軍デビューを果たした。 また、同年のクライマックスシリーズ(CS)では「8番・二塁」でスタメンに抜擢され、プロ初安打・初打点をマーク。球団史上初となる10代野手でのCS先発出場を果たした。 昨季は一軍出場なしとなったが、二軍では106試合に出場し、打率.260、3本塁打、25打点、4盗塁の数字を記録。 高卒4年目の今季も、2年連続一軍出場ゼロでシーズンを終えたが、ファームでは123試合に出場し、打率.288、35打点、23盗塁と大きく成績を伸ばした。 二軍では二塁、三塁、遊撃と内野の複数ポジションをこなしており、一軍でも起用の幅はありそうだ。高卒5年目を迎える来シーズンは、勝負の1年になるだろう。
ベースボールチャンネル編集部