壮絶なPK戦は14人目で決着! 札幌大谷が12-11で寒川を下して2回戦へ【1回戦】
第103回全国高校サッカー選手権大会の1回戦が12月29日に行なわれ、札幌大谷(北海道)と寒川(香川)が対戦した。後半に先制した札幌大谷がその後も多くのチャンスを作ったものの、追加点は奪われなかった寒川が後半終了間際に同点ゴール。PK戦は両チーム11人ずつ蹴っても決まらず、14人目までもつれ込んだが、札幌大谷が競り勝って2回戦に駒を進めた。 【写真】札幌大谷が先制、寒川が追いつき、長い長いPK戦の末に札幌大谷が勝ち上がった ■2024年12月29日 全国高校サッカー選手権1回戦(@千葉・柏の葉) 札幌大谷 1-1(PK12-11) 寒川 得点者:(札)真浦劉 (寒)藤原康騎
寒川は二度のチャンスを生かせず
序盤から両サイドを崩してチャンスを作っていた札幌大谷が、後半に入って53分に先制点。その後も多くの決定機を作ったが、GK谷山英悟の好セーブなどでしのいだ寒川は、後半アディショナルタイムの80+1分にロングスローから藤原康棋が決めて追いつき、勝負はPK戦にもつれ込んだ。 7人目まで両チーム全員が決める競り合いとなり、8人目、さらに12人目と札幌大谷が先に決められなかったが、寒川も二度のチャンスで決めることができない。最後は14人目、先に決めた札幌大谷に対し、寒川が決められず、12-11という壮絶なPK戦を制した札幌大谷が勝ち上がった。