絶えずエレガントで優しげな雰囲気をまとう、皇后雅子さま。キャリアウーマン時代からご成婚時、公務スーツに式典ドレスまで、30年近くにわたって披露してきた、トレードマークとも呼べる印象的な“白”の着こなしを、今一度年代順にプレイバックしてみましょう。
1993年1月
婚約内定報道後初めての外出には、イタリアンブランド「ヘルノ」のカシミヤコートをオン。キャリアウーマンファッションも世間の注目を集めていた当時。
1993年4月
ふんわりフェザーや腰回りのギャザーが、たおやかなエレガンスを演出。東宮御所から皇居へ向かうワンシーン。
1993年6月
出会いから約7年を経て、皇太子殿下とご成婚。このローブ・デコルテのデザインを手がけたのは、ご存じ森英恵さん。白&金の花びらを思わせるラッフルをあしらった半袖ジャケットを重ね、その圧倒的な美しさで日本中を魅了した。
2001年5月
襟元のレースが可憐なジャケットスタイルで、イギリスへの公式訪問に出発される皇太子さまをお見送り。ご懐妊が発表されて間もなくのこと。
2001年12月
12月1日には愛子さまをご出産され、日本中がお祝いムードに。写真は宮内庁病院を退院したとき。まばゆいスーツとパール、ピンクのリップが、笑顔をいっそう輝かせている。
2003年11月
皇太子と、まもなく2歳を迎える愛子さまとともに、愛らしいファミリーショットを公開。オフホワイトのパンツスーツには、マスタード色のスカーフをアクセントにして。
2005年5月
ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下を、空港でお見送り。凛としたモノトーンで。
2006年8月
一家でオランダを訪問した際は、凛としたパンツスーツ姿を披露した。
2006年12月
天皇誕生日の一般参賀には、故伊藤すま子さんがデザインした、おごそかなムードにぴったりのローブ・モンタントをまとって。優しい笑顔で国民にお手振り。
2013年4月
オランダのアレクサンダー新国王の即位式では、歩くたびに裾が優美に揺れるローブ・モンタントをまとい、シンプルかつ美しい姿で世界の注目を集めた。
2016年4月
天皇皇后両陛下主催の「春の園遊会」が赤坂御苑で開かれ、皇太子夫妻もご参加。オフホワイトのスーツに同色の帽子を合わせ、招待者に優しく声をおかけになっていた。