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【ガイアックス社長・上田祐司】日報はYouTube、辞める時はツイッター

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BUSINESS INSIDER JAPAN

新人が忙しすぎて社長に会ってくれない

オンラインだと新人教育が難しい。新人にやらせる仕事がないというのは、すみません。僕には、ちょっとよくわからない。 うちの場合ですが、今年の新人はすでに忙しすぎて、社長の僕にも会ってくれません。僕が講師の財務研修をするために、新人2人にスケジュールあけてと頼んです。そうしたら、「今、忙しい」って断られました。 なぜなら、1人は有名人とのオンライン飲み会イベントを主催する「みんのみ」事業に携わっているから。芸能人は今、時間があるので、仕事を依頼するなら今しかない。芸能人とのアポイントでいっぱいで社長の僕と会っている場合じゃない。 もう1人も、5月5日の子どもの日に親子7500人超を集めた大規模オンライン・自社イベントに関わっていました。だから、「終わるまでは無理です」と言われました。社長直々の研修なのに! でも、実際、10年目の社員と1年目の社員で、コロナ禍でのオンライン事業に対するスキルは一緒です。 誰もやったことのない事業ですから。むしろ、1年目の方が感覚的にわかるところがあるかもしれない。先ほどいったように、それくらいの大きな変化の時。だから、新人だからやることがないというのは、やはり、ちょっと解せない。 ただ、こう見えて、マニュアルはできる限り用意している。もともと、新人にわざわざ教えるということを極力やらないで済むようにしてきました。社員は独立起業を目指す人がほとんどで、人が流動的。会社としてもそれを目指しているからです。

新卒の日報もYouTubeで全公開、初めからパブリックに

会社について、いつでも誰でも把握できるように、経営会議の記録も全部公開しています。社内の誰かに仕事を依頼したいときは、私信ではなく、全社員宛てに送るシステムにもしている。最近は、新卒の日報もYouTubeにあげて社内に公開してもらうことにしました。 いちいち書いたり、一度誰かに話すと「これをまた上の人にも報告しないといけないのか」と工数が増えて面倒です。だったら、最初からパブリックにしてしまう。こんな風にあらゆることをプロセスから隠さず、全公開して伝える。 みんなバカではないので、空気をつかんで取れるところを取りに来ます。結果、新人のセットアップのコストも下がるというわけです。 もちろん、全情報を公開することのデメリットはあります。誤解が生まれるとか、テキストベースだと感情が伝わりにくいなどです。でも、じゃあ、どうしたら伝わるのか。そういう努力は常にしてきた。いわば、そこにコストをかけてきた オンラインにすること、リモートワークにすることのコストが安いとは言いません。でも、同じコストをかけるなら、デメリットだけでなく、メリットも生じる方向に引っ張っていかないともったいない。

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