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【M!LK ライヴレポート】『M!LK ONLINE CHU!? SUMMER -Around The World-』2020年8月2日 at 配信ライヴ

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 M!LKが8月2日に2回目となる配信ライヴ『M!LK ONLINE CHU!? SUMMER -Around The World-』を行なった。前回の配信ライヴで告知され、楽しみにしていた人も多いはずだ。新しいライヴのスタイルとして開催された本公演の幕が開くと、アロハシャツを身にまとった、さわやかで涼しげなメンバーが登場。1曲目の「かすかに、君だった。」から、すでに5人とも楽しそうに、嬉しそうに歌っている。これまでライヴができない時期を乗り越え、従来とは違うかたちであれど、こうやって届けることができるのはすごく嬉しいことなのだろう。  「Gotta Get Up」ではメンバーそれぞれの個性が垣間見れるソロパフォーマンスをしながら、吉田仁人と佐野勇斗が見つめ合い、笑顔を送り合う姿はとても微笑ましい。曽野舜太が“みなさんみなさん、夏が始まりました!”と声をかけ、吉田が“ちゃんと言えよ!”とツッコみ、続く「夏味ランデブー」が始まると、メンバーが順番にわちゃわちゃと絡まりながら歌い出す。仲の良さをより感じさせてくれる瞬間だった。さらにステージを飛び出したメンバーが水鉄砲やうちわ、シャボン玉など夏を盛り上げるアイテムをそれぞれに持ち、歌はあと回しで大はしゃぎ(笑)。吉田がメンバーのみんなの指示通りに西瓜割りをして大成功させるなど、ユニークな企画が盛りだくさんで、「完全にS.S.D!」ではテンションを上げて一気に盛り上がり、煽る、煽る! 完全に全員が弾けたステージは、まさに夏休みへの希望や期待を歌った歌詞のように激しく歌い、パフォーマンスを届けてくれる。  MCではそれぞれが個性豊かな自己紹介をして、前回の配信ライヴが“M!LK”だけに食べ物のカテゴリーでランクインしたことを報告。この状況に、佐野が“食べ物アイドルということでよろしくおねがいします!”と開き直る姿もさすが。塩﨑太智が“次の旅に行きましょう! アテンションプリーズ!”と叫ぶと、和装に着替えた5人が和傘を持ち、妖艶に美しく「パッパラ・シュビドゥ・ヴァァァァァァァ」を“和ver”で披露し、これまでとはまた違う雰囲気を演出。山中柔太朗がセクシーに流し目で歌い、バックには花火が上がる映像が映し出され、その画はとてもドラマチック。そのまま山中がひとりで、こちらに語りかけるような歌とイントロから始まる「Amore~僕は君に愛を叫ぶ~」では、軍服モチーフの衣装で歌唱。クールな衣装とはギャップのある可愛らしい歌詞がとても印象的だ。コミカルな曲ながら、グッと聴き手を引き寄せる楽曲を歌いこなすのはM!LKの得意技。ラストの吉田の叫びにより曲が終わり、一転、バイオリンの演奏から「君がくれた宝物ならココにある」では、全員がしっとりとバラードを歌い上げる。5人のユニゾンはとても力強く響き、その成長を感じさせた。それぞれの声色に個性があるからこそ、重なった時の化学反応はとても大きい。《君が笑っていられるように》というメッセージが、今だからこそより心に響く。  鼓動のような音からスタートする「MAGIC CARPET」は、白いシャツに赤い糸を巻きつけたシンプルでありながらインパクトのある衣装に着替え、演劇的なパフォーマンスが曲とリンク。「May」では黒い照明の中に浮かび上がるような白い5人が赤いライトに照らされ、キレのあるダンスで圧倒させる。個々が持つ長く赤いリボンが曲の世界観を表現し、よりドラマチックな仕上がりに。また、5人それぞれが乗るステージがせり上がり、もがくように、願うように歌うパフォーマンスも革新的だ。そして、コール&レスポンスが面白い「ジャングリズム」が終わると、バックのビジョンに“WITH YOU”という文字が。その後、このライヴを観守ってきた“み!るきーず”(ファンの呼称)の顔が映し出され、臨場感を感じさせる。推しのメンカラを身に着け、サイリウムを振り、生の現場さながらに楽しんでいる姿はたまらない。  感謝と“また会いましょう”というメッセージを残してステージを去った5人。アンコールでは各々がこのツアーTシャツをアレンジして登場。新曲の「SDR」で力強く拳を突きあげ、さらに新曲「HEADBANG!」で全員が限界まで激しくヘドバンをしてテンションは最高潮に! 塩﨑は“これはみ!るきーずの前でやりたいよね”と話し、曽野が“ライヴで絶対に盛り上がりそう!”と返すひと幕も。みんなとひとつになりたいという彼らの気持ちが漏れた瞬間だった。その後、9月30日にニューアルバムが発売することを発表し、オーラスの「My Treasure」を達成感あふれる笑顔で歌い上げると、この日のライヴは幕を閉じた。  最後に佐野が“今日も楽しかったけど、生で会いたい!”と言った言葉は心からの言葉だろう。いつになるか分からないからこそ、今はこのイレギュラーなスタイルだとしても、こうやってライヴを届けてくれる彼らに感謝をしたい。そして、み!るきーずのみんなも同じ気持ちなのだろうと実感する、楽しくて、力強くて、どこか切なさも入り混じった、素敵なステージだった。 撮影:山内洋枝/取材:吉田可奈 セットリスト 1.かすかに、君だった。 2. Gotta Get Up 3.夏味ランデブー 4.完全S.S.D! 5.パッパラ・シュビドゥ・ヴァァァァァァァ(和ver) 6.Amore~僕は君に愛を叫ぶ~ 7.君がくれた宝物ならココにある 8.MAGIC CARPET 9.May 10.ジャングリズム 11.Around The World <ENCORE> 1.SDR 2.HEADBANG! 3.My Treasure

OKMusic編集部