【UFC】ペレイラが“石の拳”で豪快KO!上位ランカーが壮絶ダウン
7月3日(日本時間)米ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFC 276』のミドル級マッチにて、“ポーアタン(石の拳の意味)”の異名を持つアレックス・ペレイラ(34=ブラジル)が豪打爆発のKO劇。タイトル戦間近だった上位ランカーの相手は壮絶なダウンを喫した。 【フォト】ペレイラが衝撃のKO!ストリックランドが壮絶ダウン ペレイラはキックボクシング世界最大「GLORY」の元ライトヘビー級&ミドル級世界王者。現UFCミドル級王者のイズラエル・アデサンヤとキックボクシングルールで2度対戦し全て勝利。17年の対戦でKOで下し、“アデサンヤを唯一KOした男”として知られている。 対するショーン・ストリックランド(31=米国)は元KOTC世界ミドル級王者で同級4位の実力者。強い圧力とジャブ、至近距離での打ち合いを得意とし、現在6連勝とタイトル戦目前まで迫っている。 試合は1R、ストリックランドはジャブと前蹴りを放ちながら強い圧力で前進。それに対し、ペレイラはミドルやストレートで対抗。ストリックランドが不用意に至近距離に入った刹那、ペレイラの左フックが炸裂! グラつくストリックランドに右ストレートで追い討ちをかけると、ストリックランドは吹っ飛ぶようにダウン。レフェリーがすぐに試合を止めた。 この壮絶なKO劇でペレイラは、大会で最も優れたパフォーマンスを見せた選手に贈られる「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」を受賞。 また、その後のメインイベントで、挑戦者のジャレット・キャノニアを完封し5度目の防衛に成功したアデサンヤが、ペレイラを次期挑戦者に“逆指名”した。 WME-IMG 『UFC 276』 2022年7月3日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス ▼ミドル級マッチ ●ショーン・ストリックランド(米国) KO 1R2分36秒 ○アレックス・ペレイラ(ブラジル) 【勝者 選手データ】(2022年7月6日現在) アレックス・ペレイラ(34歳・Alex Pereira・ブラジル) 階級:ミドル級 身長:170cm 戦績:6勝(10KO・2一本)1敗 備考:元GLORY世界ライトヘビー級&ミドル級王者 キックボクシング戦績:33勝7敗(21KO) (TAPOLOGY情報参照)