まさかの生で食べられる!絶品カボチャのサラダ
旬になると道の駅や産直売り場で見かけるけれど、あまりなじみのない「はじめて野菜」。ほとんど使ったことがない野菜だからこそ、ちゃんとプロに使い方を教わってチャレンジしませんか? 【画像】まさかの生で食べられる!絶品カボチャのサラダ 今回は、コリンキー! アーティチョークやビーツなどよりは一般的なので、ぐっと見つけやすいはず。 教えてくださるのは、大庭英子さん。 料理編集者やカメラマン、スタイリストなどが、個人的に大好きと語ることの多い凄腕の料理家で、携わった書籍はすでに数えきれないほど。今回も、コリンキーの魅力に迫ってくれました。 ーーライターK コリンキーって、ころころした形がかわいくて、なんだか雑貨にして、飾っておきたい感じですよね。 ーー大庭先生 コリンキーはかぼちゃの一種なんですが、生で食べられるのがいいんですよ。 大きさもほどよいし、かぼちゃほど固くないので、切るのもラクですし、扱いやすいのも魅力です。 ーーライターK 生で食べられるかぼちゃ!それは、新鮮です。 生食できる野菜は火を使わなくていいから、暑い夏の日にいいですね~。 ついつい、きゅうりやトマトばっかり食べてしまいますから、生で食べられる野菜のバリエーションが増えるのはありがたいです。 ーー大庭先生 扱いも簡単なんですよ。まずは縦半分に切って、種をスプーンでくり抜くように取り除きます。かぼちゃと同じ要領です。 ーーライターK あ、切るのもかぼちゃに比べたらだいぶラクですし、種を取るのもゴーヤーでもよくする方法ですね。そして、皮をむくんでしょうか? ーー大庭先生 いえいえ、皮ごと食べられるのがコリンキーの魅力です。これくらい黄色いタイプは、皮も軟らかいですし、そのまま薄くスライスするだけで大丈夫。 ーーライターK わ、ますます、ラクでうれしい野菜ですね。 このまま食べてみますね。 シャクッとした食感です~。そして、瓜っぽいにおいというか、かぼちゃというよりはズッキーニを生で食べた感じに似ている気がします。 ーー大庭先生 夏草のにおいのような、ちょっと青い味ですよね。 というわけで、下ごしらえはこれだけでOKなんです。 だから簡単にサラダにするのがおすすめですよ。 夏の副菜にもう1品あっという間に完成です。 ーーライターK うわ、これはありがたい野菜ですね! そして、かぼちゃとは思えない、シャクッとした歯ごたえと、甘くないフルーツのようなみずみずしさが夏にぴったりの一皿になる気がします。 シンプルなドレッシングがよく合いますね。 ーー大庭先生 ちなみに、皮の色が濃いオレンジ色のコリンキーの場合は、皮が硬いこともあるので、その場合はちょっと食べてみて口にあたるようなら、皮はむいてください。