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半島の先端、生徒交流 飯田高と紀伊・串本古座高

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北國新聞社

 飯田高は、紀伊半島の南端に位置する和歌山県串本町の串本古座高と交流を始める。串本町は県庁所在地から遠く、少子高齢化が進んでいるなど、能登半島の先端にある珠洲市と共通点が多い。両校はそれぞれ地元の活性化策を探る授業に取り組んでおり、29日には会議システム「Zoom(ズーム)」による初のオンライン授業を実施して、互いの活動に理解を深め自分たちの活動に生かす。

 29日は串本古座高の生徒が伝統の捕鯨について賛否を討論し、飯田高生は第三者の立場から意見を述べる予定。15日には討論会に参加する飯田高の3年生4人がコンピューターの設定を確認し、映画や本で紀伊半島の捕鯨について考えを深めた。

 交流活動は月に1回程度のペースで行い、次回は飯田高側が話題を提供することになっている。将来的には1、2年生も加わり、奥能登の資源を活用して地域振興を図る同高の「ゆめかなプロジェクト」に組み込む方針だ。

 昨年11月、飯田高の佐道正春校長らが、遠隔地との交流を希望していた串本古座高を視察したことが交流のきっかけとなった。交流の方法を検討しているうちに休校措置が始まり、休校中の授業に使った会議システムを活用することにした。佐道校長は「生徒には、似た問題を抱える地域について学ぶことで、広い視野を養ってほしい」と話した。

北國新聞社