人気の“ミドルクラスネイキッド” ヤマハ「MT-07」とトライアンフ「トライデント660」を徹底比較 それぞれ異なる“個性”とは
クラス唯一の3気筒搭載の英国レトロモダン
一方でトライデント660は、トライアンフらしいレトロモダンなデザインを追求しています。
クラシカルで丸型のヘッドライトやそれに組み合わされる丸型タンクはトライアンフの象徴ともいえます。 またエッジを落とした小ぶりなシートカウルやタンクからシートカウルに繋がる2本のラインは国産車とは一線を画したデザインといえるでしょう。 最新デバイスや電子制御装備はMT-07ではスピードやシフトインジケーター、気温計などのさまざまな情報を5インチフルカラーTFT液晶メーターを採用することで高い視認性を実現。 またグレードによっては2つのライディングモードと切り替え可能なトラクションコントロールやクルーズコントロールも搭載しています。 対してトライデント660でもクラシカルな丸型メーターにフルカラーのTFTディスプレイを搭載するだけでなく、コネクティビティシステムを介することで、スマホやGoProなどをスイッチハウジングから操作可能です。 ほかにもABSとトラクションコントロールを併用することで、ブレーキ時と加即時の最適なパフォーマンスと安全性を確保しています。 ※ ※ ※ そして、気になる価格は、MT-07は88万円で、トライデント660はジェットブラックが99万5000円、ディアブロレッド/サファイアブラック、コスミックイエロー/サファイアブラック、コバルトブルー/サファイアブラックが100万8000円となっています。(すべて税込み) とにかく手軽にミドルクラスネイキッドを楽しみたい人はMT-07、輸入車ならではのパワーと個性を堪能したい人はトライデント660を選択するのがいいでしょう。
Peacock Blue K.K.