この冬、復刻するナイキ エア マックス95が、またも即完する理由
「イエローグラデ」と呼ばれていますが、「イエロー」なのはヒール部のスウッシュとシューレースを通すループ部分。アッパーにメッシュを使っているのは、高い通気性を確保するための工夫で、89年に登場したエア ジョーダン4(正しくはローマ数字)、90年に登場したエア ジョーダン5(正しくはローマ数字)にも採用された人気のディテールデザインでした。
ヒールカウンターに小さくあしらったスウッシュも、当時としては斬新でした。ヒールカウンターの構造は脊椎を模したものともいわれていましたね。ヒール部のビジブルエアが、前作より引っ込んだことで、すっきりとした見た目となっているのもポイントでしょう。
95年OGモデルを完全再現したディテール
シュータンの「airmax」ロゴも、絶妙な位置で配色が切り替えられています。こんなところもグラデーションカラーを表現しているのは、95年モデルならでは。
前足部にもエア チャンバーを搭載し、ビジブルエアにしたのは、ナイキのエア クッション史上初。、アウトソールを黒にしたのも、当時としては画期的でした。いまでも見惚れてしまいます。 ※掲載商品はすべて税抜き価格です
写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/小野塚雅之 文/池田保行(04)