【ジャパンC】3強で消せる馬はいるのか ハイブリッド式消去法の結論は?
5つのデータから絞れた馬は?
先週の『マイルCS』は、グランアレグリアが1~4枠に入れば消すという条件だったため、2枠に決まった時点で消去した。直線では内に包まれかけたところまでは想定通りだったのだが……。本命に据えたアドマイヤマーズは3着に健闘したが、対抗のサリオスが5着で的中とはならなかった。 【ジャパンカップ 2020予想】東大・京大式!有力馬はアーモンドアイ・デアリングタクト・コントレイル!それでも今年は1強? 今週の対象レースは、世紀の一戦『ジャパンカップ』。過去10年のデータから複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップし、馬券対象から1頭でも多く“消去”して週末の予想に臨みたい。今年はどの馬が凡走する確率が高いのか、データで迫った。
『前走から斤量増』X『今回6番人気以下』★0.0%★
3歳55kg、4歳以上57kg、そして牝馬2kg減という定量で開催されるジャパンカップ。注目したのは、斤量が前走から増えていた場合だ。前走から斤量増の馬が6番人気以下だった場合、過去10年で【0-0-0-29】と、すべて馬券圏外に消えている。 消去するかどうかは当日の人気次第だが、前走から斤量増の馬は6頭いた。このうちカレンブーケドールとワールドプレミアは5番人気以上になる可能性がありそうだが、他の4頭は消去していいだろう。 【今年の該当候補】 ・カレンブーケドール ・クレッシェンドラヴ ・トーラスジェミニ ・パフォーマプロミス ・ヨシオ ・ワールドプレミア
『前走初角6番手以内』X『前走4着以下』★0.0%★
続いて、前走最初のコーナーで6番手以内を走っていた馬が4着以下に敗れていた場合を取り上げる。過去10年の成績は【0-0-0-20】で、こちらも複勝率0.0%。前走4着以下でも、初角7番手以下なら「4-3-4-41」と巻き返しのチャンスは十分。 今年は5頭がこの条件に当てはまった。3頭はすでに消去済みで、新たにキセキとミッキースワローを消去する。 【今年の該当馬】 ・キセキ ・(クレッシェンドラヴ) ・(トーラスジェミニ) ・ミッキースワロー ・(ヨシオ)
『前走から距離短縮』X『前走上がり4位以下』★0.0%★
3つ目のデータでは前走の距離に注目。過去10年のジャパンカップで苦戦しているのは、距離短縮組だ。なかでも前走で上がり4位以下だった場合は、【0-0-0-12】と全て馬券圏外に敗れている。 今年の出走予定馬の中で距離短縮組は、コントレイル、ユーキャンスマイル、ワールドプレミアの3頭。このうちユーキャンスマイルだけが上がり4位以下だった。 【今年の該当馬】 ・ユーキャンスマイル