イノッチ、特捜班がSnow Man・向井康二を鍛える テレ朝系刑事ドラマ「特捜9」Season5合同取材会
昨年11月に解散したアイドルグループ「V6」の元メンバー、井ノ原快彦(45)が主演するテレビ朝日系刑事ドラマ「特捜9」のSeason5(水曜午後9時)が4月6日にスタートする。このほど東京都内で合同取材会が行われ、井ノ原と中村梅雀(66)、今作から新キャストに加わった「Snow Man」の向井康二(27)が撮影現場の雰囲気を明かしつつ、作品の見どころなどを語った。 2018年から井ノ原の主演でスタートした「特捜9」は、捜査リーダーの浅輪直樹(井ノ原)を中心とした個性豊かな警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)のメンバーが難事件に挑む人気シリーズ。中村は班長・国木田誠二役でSeason3から加入。向井は警視庁内新部署「捜査支援分析センター(SSBC)」に所属し、特捜班の捜査をサポートする三ツ矢翔平役でキャストに仲間入りした。 中村は「最初はコンセプト上、みんなと溶け合わない役柄だったんですけど、『season5』では捜査のため方々にガンガン出ていきます! 新しい国木田が見られます」と予告した上で「現場は今回、新メンバーが加わっただけで、みんなが若返って、えらい雰囲気が違う。みんなが攻め込める余地が出てきたものだから、向井くんもバンバン鍛えられてます! その雰囲気をみんなが楽しむ『新しいチーム感』がいいですよね」と明かした。 向井にとって、井ノ原は事務所の先輩であり、憧れていたV6の元メンバー。「大好きな先輩です。もともと優しいということは知っていたのですが、いるだけで現場が明るくなるので、人柄のよさをあらためて感じます」と印象を語った。今作への出演が決まると、井ノ原と共演経験のある「なにわ男子」の道枝駿佑(19)に〝取材〟したそうで「ミッチーも『優しいというだけじゃ表現できない優しさです』と言っていましたが、本当にそのとおりだなと思いました」と。 クランクイン当初は突っ走ってキャラを演じ気味だったというが、「井ノ原さんが『そのままでいいよ。もしやりすぎていたら言うから、自分の思うように自由に演技してみな』と言ってくださったので、肩の力が抜けて自分らしく演技できています」と、その優しさが伝わる具体例も示した。 しかし、「(自称Snow Manの)〝ドラマ班〟として台本を裏で読んでいたら、メンバーにいじられるんです。『何やってんだよ? かっこつけんなよ』って。どうしたらいいですか?」と会見中に相談したところ、井ノ原は「それは知らないね。何とかしてよ」とあっさり突き放して笑わせた。 ◇トニセンが主題歌 ○…前シーズンまで「V6」が担当していた主題歌は今回、昨年11月1日に解散した同グループの年長組ユニットで、解散後も活動を継続している「20th Century」(通称トニセン)の新曲「夢の島セレナーデ」に決定した。 井ノ原とも交流のあるバンド「サニーデイ・サービス」の曽我部恵一(50)が楽曲を提供。曽我部サウンドの神髄ともいえる大人のフォークロックが仕上がった。井ノ原は「(今の世の中は)つらいことや悲しいことが起こるんですけど、そんな中でも一筋の希望をつかんで笑顔で歩んでいくというのが、すごく作品と合致している気がします」とアピールしながら「坂本(昌行)くんも長野(博)くんも『特捜9』の主題歌になることをとても喜んでいました!」と明かした。
中日スポーツ