小倉智昭さん死去、嵐のデビュー会見から冠番組まで共演を思い出すファン感涙“父親のような存在”指摘も
フリーアナウンサーの小倉智昭さんが12月9日に都内の自宅で亡くなった。10日に所属事務所が発表した。享年77。突然の訃報は多くの人に衝撃をもたらしている。 【写真あり】「オグさん」と呼んで親しんだ嵐の5人 「小倉さんは2016年5月、その頃MCを担当していた情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で膀胱(ぼうこう)がんを公表し、肺にも転移するなど長く闘病生活を続けてきました。先月11月に腰痛を訴え検査したところ、骨盤、腰椎および髄膜に転移が見つかったそうです。そして今月、体調が急変し、家族に見守られながら息を引き取ったとのことです」(芸能記者) 1970年に東京12チャンネル(現テレビ東京)に入社し、1976年にフリー転身。その後、クイズバラエティ番組『世界まるごとHOWマッチ』(TBS系)などに出演し、「1秒間に18文字の原稿を読める男」として脚光を浴びた。1999年4月からは情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)のMCを務めた。2016年7月28日の放送回で4452回目の出演を果たし、「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」の放送回数最多記録を更新。2021年3月末までMCを続けた。 亡くなったことを受け、番組共演者から小倉さんとの思い出を語る人も多いが、Xには 《小倉智昭さんといえば『嵐の宿題くん』での嵐との絡みが凄く大好きでした。また共演したところを見たかった…ご冥福を心からお祈りします どうぞゆっくりお休み下さい。沢山の思い出をありがとうございました》 《小倉さん亡くなられたのね 嵐と小倉さんのコンビ好きだった。小倉さんといる時の嵐は子供のような笑顔をするから、親子のようなほんわかした雰囲気が好きだった》 《小さい頃からとくダネ!を見ていてまた嵐ファンとして嵐の父親のような存在だったオグさんの訃報には本当に言葉が出ない…》 《おぐさん...嵐の宿題くんがあんなに楽しかったのは小倉智昭さんがついてくださってたことも大きかったと思う 嵐との絶妙な距離感と押し引きあるトークで5人の魅力を引き出してくださった 悲しい》 など、2020年末でグループの活動を休止した国民的グループ・嵐との共演を思い返す人も多い。 「小倉さんと嵐のメンバーとは、1999年9月15日の嵐のデビュー会見から付き合いがあるそうです。この会見はハワイ・ホノルル沖のクルーズ客船上で行われ、小倉さんは『とくダネ!』で現地から生中継によるインタビューを行いました。 その後、バラエティ番組『嵐の宿題くん』(2006~2010年、日本テレビ系)で5人と共演。メンバーからは親しみを込めて『オグさん』と呼ばれ、お互いの誕生日にプレゼントを贈り合うなど公私にわたる親交が続いていたと聞きます。小倉さんはこれまで発売された嵐のシングル、アルバムはすべてチェックし、コンサートにも行っていたそうです。 嵐が活動休止に入った直後の2021年1月の日刊スポーツのインタビューでは、嵐から毎年贈られるプレゼントには必ず『OGU‐3(おぐさん)』と名前が入れられていることを明かし、メンバーに対して『自分を犠牲にしていた部分もあったと思う。僕はそれぞれの道を歩んでいけばいいんじゃないかなって思っています』とコメントしていました」(芸能記者) オグさんの死をメンバーも悼んでいることだろう。