許せなかった行動とは? 大ヒット映画『ノッティングヒルの恋人』主演俳優、自身の役柄を「ダメ男」と振り返る
1999年に公開され、大ヒットした映画『ノッティングヒルの恋人』。同作で主演を務めた俳優のヒュー・グラント(64歳)は先日、あるインタビューで当時自身が演じた役柄について振り返り、「彼はダメな男だった」と語った。 【写真】激変した? No.1モテ俳優、ヒュー・グラント(64)の現在とは...?
冴えない書店主の行動に納得がいかない?
イギリス・ロンドン西部にあるノッティングヒルを舞台に、ハリウッドの映画スターと冴えない書店主の恋愛を描いた映画『ノッティングヒルの恋人』。ヒュー・グラントが演じたのは、旅行書専門の書店を営んでいるウィリアム・タッカー(ウィル)。住む世界がまったく異なる2人の男女が次第に恋に落ち、すれ違いながらも結ばれていく同作には、公開から25年が経った今もファンを魅了し続けている。 先日『Vanity Fair』誌のインタビューに登場したヒューは、出演した過去の映画のシーンを見ながら当時の思い出を振り返り、ジュリア・ロバーツと共演した『ノッティングヒルの恋人』についてこう語った。 「家でお酒を飲みながら、まったりとしていたら、時々テレビでこの映画がやっているのを見かけるんだ。でも『どうして僕が演じたこのキャラクターは、こんなにも度胸がないんだろう?』っていつも思う」 それからヒューは、ウィルとジュリア・ロバーツ演じるアナ・スコットの象徴的なシーンについて、彼の行動に異議を唱えた。 「彼女が私の家にいてマスコミがベルを鳴らすシーンがある。でも、ドアを開けようとする彼女を止めずに、ウィルはただ見ていただけ。そんなの本当にひどいと思うね。これまで付き合った恋人や今の妻にも、『なぜ彼女を止めなかったの?』と散々言われてきたよ(笑)。でも、それについては何も答えられない。だって脚本にそう書かれていたんだ。彼は本当にダメ男なんだよ」 またインタビューの中で、共演者のジュリア・ロバーツの演技力を絶賛。「ジュリアのような素晴らしい俳優と一緒に仕事をすると、『OMG、本当に上手だな。私は彼女のようにはなれない』と心から思う」と語っている。