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全米で車いすテニス開催の可能性が浮上、ウッデが明かした3つの選択肢とは?

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テニスマガジンONLINE

 結局のところ、2020年USオープンで車いすテニスが実施されるかもしれない。全米テニス協会(USTA)は金曜日、フラッシングメドウで車いすテニスがキャンセルされると発表する前に、選手たちに相談すべきだったということを認めた。そして彼らは今、その姿勢を変えることに前向きになっている。 車いすテニス2020|PHOTOアルバム  USTAのスポークスマンであるクリス・ウィドマイアー氏は電話インタビューに答え、USオープンの車いす競技には3つの選択肢があると語った。その中には彼らを8月31日~9月13日の期間にニューヨークでプレーさせる代わりに、選手に基金を提供するという元の案も残っている。  新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中で規模を縮小した大会を開催することに関して水曜日に発表された案には、ソーシャルディスタンスを保てるよう会場にいる人々の数を減らすためにいくつかの種目を削除することが含まれていた。その結果でシングルスの予選、ミックスダブルス、ジュニアと車いすの部は完全に削除され、男子と女子のダブルスは通常の半数の32ドローに縮小された。  シングルス予選および64ドローだった場合にダブルスに出場できたはずの選手たちに配分するための基金として、USTAは男子と女子のツアーにそれぞれ330万ドルを提供することになる。  何人かの車いすテニス選手が種目除外について不満の意を表明したあと、USTAは金曜日に出した声明文の中でUSTAの最高責任者(CEO)であるマイケル・ドース氏、USオープン大会ディレクターのステイシー・アラスター氏、車いすテニスの大会ディレクターであるジョー・ウォレン氏が選手たちやITFの車いすテニス責任者と電話で話したことを明かした。  声明文の中では、「2020年USオープンのためのプランを練り上げる際に協会は車いすアスリートとダイレクトに連絡を取り合い、ATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)と取り組んだように協力し合う形で話を進めるべきだったということをUSTAは認めた」と述べられていた。 「USTAはまた、選手たちと大会が前に進んでいく最良のアプローチを決定するため、選手たちやITFと協力して車いすテニスの種目に関して考え得るいくつかのシナリオを精査していくことを約束した」  ウィドマイアー氏はUSTAが提供する選択肢について、詳しいことには言及しなかった。  しかし車いすテニス選手のステファン・ウッデ(フランス)は、その選択肢についてツイートした。彼はグランドスラム通算22回(シングルスで4勝、ダブルス18勝)の優勝を誇っているが、USオープンではシングルス2勝とダブルス4勝を挙げている。  ウッデが明かしたその3つの選択肢とは、以下のようなものだった。 ――2020年車いす大会をキャンセルし、車いすアスリートに総額15万ドルの補償金を与える。 ――2020年USオープンの車いす大会を、USTAナショナルキャンパスのあるフロリダ州オーランドで開催する。 ――車いす大会をUSオープンの期間中にフラッシングメドウで開催するが、賞金は32万5000ドルだった2019年から5%削減する。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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