【脚がだるくて眠れない!ヘトヘトに疲れた日に効く】寝たまま脚を動かすだけ「疲労回復ヨガ」3選
1日の終わり、脚がむくんだり、だるかったり…疲れた時は何もせずそのまま寝てしまいたい‼︎と思いますよね。でも逆にほんの少しでも体を動かした方が疲れをとることができ、質の良い眠りにつくことができます。今回はベットに寝たままでもできる、脚だけ動かし疲れをとる簡単ヨガを3つご紹介します。 【写真でやり方をみる】寝たまま脚を動かすだけ「疲労回復ヨガ」3選
疲れた時こそヨガをしよう!疲労回復に有効な3つの理由
理由1:血行を促進できる 身体が疲れたり、だるいと感じる時は大きく分けて2つの状況があります。 ①たくさん歩いたり、立ちっぱなしだったり筋肉をたくさん使った時 ②座りぱなしで、股関節など大きな関節を動かさず、筋肉をあまり使わなかった時 どちらの状況でも共通するのは、血行が滞っている状態です。血行が滞ると、血液中の老廃物や疲労物質が溜まっていきます。筋肉をたくさん使った後、きちんとほぐさず筋肉が硬くなっていくことも、逆にあまり筋肉を使わず筋力が衰えていくことも筋肉のポンプ作用が弱まり全身の血液の流れは悪くなります。 体を軽く動かしたり、優しく伸ばすことで全身の筋肉を動かし老廃物、疲労物質が流れやすい体をつくりましょう。特に今回ご紹介するような脚にアプローチする動きは第2に心臓と呼ばれるふくらはぎをしっかり動かすことができるので全身の血行にもいい影響を及ぼします。 理由2:体温を上げ、より良い睡眠を促す 私たち人間の体は眠りに入る時、体の機能をお休みさせるため深部の熱が外に放出され体温が下がります。逆にいうと深部の体温をうまく放出できるとスムーズに体がお休みモードになり眠りに入りやすくなります。なので寝る前に体を少し温めると、深部の温度が下がりやすくなるので、良い睡眠をとることができるのです。 体の熱は主に筋肉で作られるので筋肉量や運動量が高くなると体が温まり、息が上がらない程度の運動は寝る前にもとてもお勧めです。また下半身は全身の筋肉量の70%を占めるので、寝たまま体を動かしても、寝る前の運動には十分効果があると言えます。単純に手足が冷えて眠りにつきづらい、という経験をしたことがある方も多いと思います。足首や、足指を動かすことを習慣にして血行が滞り冷えやすい足先を温め質の高い睡眠をとるようにしましょう。 理由3:自律神経が整う 私たちの体は自律神経という機能にコントロールされています。自律神経は体の司令塔とも呼ばれていて、体のさまざまな機能のバランスをとる働きをしています。例えば体温を一定に保つため、寒いところに行くと体が震えたり、暑いところに行くと汗をかいたりします。睡眠も夜になれば、体がリラックスモードになって眠くなり、朝になればアクティブモードになって目が覚める。この自律神経を意識で動かせる唯一の機能が【呼吸】です。リラックスした状態で、ゆったりした呼吸と共に行うヨガは自律神経を安定させます。自律神経が整えば、睡眠はもちろん体の機能が整うので疲れていても1日の終わりにヨガをすることはとてもお勧めなのです。