【MLB】ドジャースが3年連続の地区優勝 大谷は勝ち越しタイムリー メジャー23年ぶりの400塁打も達成
【パドレス2-7ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間9月27日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでのパドレス3連戦の最終戦を迎え、7回裏に一挙5点を奪って逆転勝利。首位攻防3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、3年連続となる地区優勝を決めた。ドジャース3番手のアンソニー・バンダが打者4人をパーフェクトに抑える好リリーフで3勝目(2敗)をマーク。パドレスは好投していた先発のジョー・マスグローブが7回裏に同点弾を浴び、2番手のタナー・スコットはドジャース打線の勢いを止められず6敗目(9勝)を喫した。 【動画】ドジャースの大谷翔平が勝ち越しタイムリーを放つ 鮮やかな逆転勝利だった。5回表にルイス・アライズの内野ゴロの間に1点を先制されたドジャースは、6回表にザンダー・ボガーツの犠飛で追加点を奪われ、2点を追う展開に。打線は6回までマスグローブの前に無得点に終わった。しかし、7回裏先頭のマックス・マンシーが四球を選んで出塁すると、ウィル・スミスの20号2ランで同点に。一死後、ヒットと打撃妨害で1・2塁のチャンスとなり、大谷翔平がライトへのタイムリーを放って勝ち越しに成功した。さらにムーキー・ベッツにも2点タイムリーが飛び出し、この回一挙5得点。負傷交代したフレディ・フリーマンの状態は気になるところだが、8回裏にはアンディ・パヘスの12号2ランでダメ押しし、本拠地のファンの前で3年連続の地区優勝を決めた。 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席はショートゴロ、3回裏の第2打席はファーストゴロで凡退。しかし、6回裏の第3打席でライトへヒットを放つと、7回裏の第4打席ではこの試合の決勝点となるライトへのタイムリーを放った。得点圏では直近の11打数で10安打(打率.909)という驚異的な勝負強さを発揮。松井裕樹と対戦した8回裏の第5打席はレフトへの二塁打を放ち、メジャー23年ぶりとなるシーズン400塁打を達成した。5打数3安打1打点でチームの勝利に貢献し、今季の成績は打率.305、53本塁打、126打点、56盗塁、OPS1.030となっている。