パチンコ店で、他人のパチスロメダルを盗み、とがめた男性従業員を押し倒すなどの暴行を加えたとして、北海道釧路市に住む無職（いずれも自称）の65歳の男が事後強盗の現行犯で逮捕されました。 　男は12月12日午後6時すぎ、釧路市内のパチンコ店で、パチスロをしていた30代の男性客のメダルを盗みました。 　数百枚あったメダルが少なくなっていることに気づいた男性客が店に相談。 　店側が店内の防犯カメラを調べたところ、男性が席を立ったすきに、男がメダルを盗む一部始終が映っていました。 　犯行後、男は被害にあった男性客のすぐ後ろの席に座り、パチスロをしていました。 　20代の男性従業員が男に声をかけたところ、男は従業員の頭をつかみ、さらに肩を押して転倒させる暴行を加えました。 　「メダルを盗んだ男に押し倒された」と店が警察に通報し、駆け付けた警察官がその場で男を逮捕しました。従業員にケガはありませんでした。 　当時、男は酒を飲んでおり、呼気から道路交通法の基準値の3倍以上のアルコールが検出されたということです。 　調べに男は「盗んでいないし、店員に暴力を振ったことも一切ない」などと、供述しているということです。。 　警察は事件の詳しい状況を調べています。