ズムサタ廃止にG党から嘆きの声止まらず 「あのコーナーのおかげで巨人ファンになった人は多いはず」「熱ケツ情報は続けて!」
G党におなじみだった、土曜朝の情報番組「ズームイン!!サタデ―」(日本テレビ系列、朝5時30分~)が来春に廃止、29年の歴史に幕を下ろすことが14日に報じられた。 【動画】打つのも任せろ!小林が3シーズンぶりに放ったホームランシーン G党に長く愛されてきたのが同番組の名物コーナー「プロ野球熱ケツ情報」。ジャイアンツ選手のプレーだけではない、隠れた素顔を掘り起こすことで好評を得ていた。 最近でも救援左腕、高梨雄平の「料理王子」として料理が得意な点、今季リードオフマンとして輝きを取り戻した丸佳浩のお米への偏愛ぶりや良きパパぶりを伝えていた。 くしくも来春の廃止が明らかになった14日の同番組放送の「熱ケツ情報」では「ナイスキャラGP」として、今季の放送の中でファンが印象に残ったエピソード、選手を振り返る特集を行った。 ファンから20票を得て、1位に輝いたのはベテラン捕手の小林誠司。同コーナーの中では、普段から選手たちにいたずらを仕掛けるお茶目さもクローズアップされてきたが、この日は放送当時にも大きく反響を呼んだエピソードが振り返られた。 広島戦で4季ぶりの優勝を決めたシーンでバッテリーを組んでいたのが守護神の大勢とマスクをかぶった小林。その中で嬉しさのあまり大勢はグラブを放り出してしまったが、そのシーンについて翌日、「子どもも見ている、真似したらどうするんだ!」と小林に厳しく叱られたというのだ。 同番組内では改めて、このエピソードが振り返られるとともにファンの間からも小林の言動に関して「子どもさんのことを考えてくれている」「責任感が強い」と改めて評価する声があがっていた。 このように多くの選手の知られざるエピソードを伝えてきたことでファン拡充の役割も果たしてきた。同番組が終了することで「熱ケツ情報が終わるのは残念」「あのコーナーのおかげで巨人ファンになった人も多いはず」「ズムサタは終わっても熱ケツ情報は続けて欲しい!」など、続々と熱いメッセージがネット上でもあがっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]