GOODSMILE RACING & Team UKYOが2025年のスパ24時間&鈴鹿1000kmへの挑戦を表明。小林可夢偉も加入
12月14日、スーパーGT GT300クラスに参戦するGOODSMILE RACING & Team UKYOは、東京・秋葉原のアキバCOギャラリーで開催された『グッドスマイルミーティング 2024 vol.10 公開生放送』の中で、2025年のレース活動について発表した。スーパーGTでの活動に加え、2025年は6年ぶりにインターコンチネンタルGTチャレンジのクラウドストライク・スパ24時間、そして復活する鈴鹿1000kmに参戦する。 【2019年のスパ24時間に挑んだグッドスマイル・レーシング&タイプ・ムーン・レーシングの00号車メルセデスAMG GT3】 スーパーGT屈指の強豪として、3回のGT300チャンピオンを誇るGOODSMILE RACING & Team UKYOは、2017年から世界への挑戦として、スパ24時間に挑んできた。2017年、2019年ともクラッシュに見舞われ「2回の挑戦で4台のメルセデスを壊して、合計してもまだ24時間に届いていない(安藝貴範代表)」という悔しい挑戦となってきたが、6年ぶりにスパにふたたび挑む。 「完走できていないままでは終われない」という3回目の挑戦に向けたドライバーは、初挑戦の2017年と同様に、谷口信輝と片岡龍也、そして小林可夢偉を迎えるチーム最強トリオとなる。この3人で、スパ24時間に加え2025年9月に復活が予定されている鈴鹿1000kmにも参戦することになった。 ただ、この2戦について決まっていることは3人のドライバー、そしてスパ24時間でプロジェクトのメインキャラクターになるのが『初音ミク』であるということだけだ。というのもまだ両レースとも正式エントリーがまだ始まっていないためで、両レースの運営をするSROモータースポーツ・グループとは連絡を取り合いながら調整を進めているものの、正式なエントリー決定と発表は2025年となる。 またスパ24時間については、スーパーGT第3戦セパンとスケジュールが重なっている。谷口と片岡はスパ24時間参戦を優先し、スーパーGT第3戦については今後発表されるリザーブドライバー2名での参戦となる。谷口もセパンを楽しみにしていたというが、日程重複による決断となった。 そしてGOODSMILE RACING & Team UKYOは、2024年に続きKYOJO CUPに挑戦することになった。2025年からKYOJO CUPはF4を使用することが決まっているが、一方でKYOJO CUPの中でもVITAを使用するレースも予定されているとのことで、VITA-01での参戦、岡本悠希を擁しての参戦が継続される。 GOODSMILE RACING & Team UKYO スパ24時間/鈴鹿1000km参戦体制 エントラント名:GOODSMILE RACING & TeamUKYO エントラント代表:安藝貴範 監督:片山右京 ドライバー:谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉 参戦車両:メルセデスAMG GT3 KYOJO VITA(仮) 『初音ミク レーシングプロジェクト』 エントラント名:TKRI with GOODSMILE RACING エントラント代表・監督:片岡龍也 ドライバー:岡本悠希 アンバサダー:荒井つかさ イラストレーター:トリダモノ アートディレクター:コヤマシゲト [オートスポーツweb 2024年12月14日]