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時すでにお寿司!『SUSHI REVERSI~寿司リバーシ~』俺より強い寿司に会いに行く

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酢飯に魚介の刺身等を乗せたシンプルな料理でありながら、完成された調和を感じるジャパニーズソウルフード、寿司。ネタの種類は多岐に渡り、そのうえ軍艦巻きや細巻き、太巻きと言ったバリエーションに富んだ至高の料理。 今回はそんな寿司たちがリバーシで戦う『SUSHI REVERSI~寿司リバーシ~(以下、寿司リバーシ)』を紹介! 自分でも何を言っているかわからなくなってくるけど、たとえば赤身の寿司とサーモンの寿司が殴り合い、相手の皿を自分の皿で挟んではひっくり返し、皿数で勝負を決すのだ。……開発陣に問いたい。オレンジ色の発光体を見た記憶はありませんかと。あと、好きな寿司ネタは何ですか? ところがどっこい最初は狂気に慄いていたけれど、プレイを重ねていくと病みつきになっている自分がいた。不思議! この作品は何と言っても3人以上のバトルが楽しいのだ! ではでは並々ならぬ寿司への愛を感じる本作、リスペクトを込めながら順を追って紹介していくよー。 【画像】『SUSHI REVERSI~寿司リバーシ~』メニュー画面 文 / 大部美智子 ◆頭が寿司で満たされる リバーシとは、自分の色のコマで相手のコマを挟むと自分の色に変えられ、最終的に盤上の自分のコマが多いほうが勝ちというターン制ボードゲーム。本作ではそのリバーシをプレイヤーは寿司に、コマは皿となって戦っていくのだ。およそ凡人には結びつかないリバーシと寿司という関係性。シンプルだけど奥が深く、世界中の老若男女が楽しめるリバーシを寿司で遊ばせるという荒業を成し遂げた『寿司リバーシ』にはきっと、寿司で世界征服をするという目的が隠されているに違いない。 ゲームを起動してメーカー名が表示される。映画の予告を見ているときと同じで、この瞬間がいつもドキドキする。つぎの瞬間にその作品の第一印象となる画面が登場するのだから。作り手がその作品にどういう印象を持ってほしいのかが端的に表れるその瞬間を待っていると、“それ”は突然始まった。プレイヤーに対する怒涛の寿司アタックが……! まず手始めにプレイの開始時から流れるテーマソング『すきすしおしゅし』。かわいらしい女性の声で呪文のように歌われるこの曲は、アップテンポなリズムと寿司にまみれた歌詞でプレイヤーを洗脳しにかかってくる。我に返ったときに頭のなかを占めていたのは、「おしゅし食べたい」という気持ちだった。これからプレイする人は気をしっかりと持ってほしい。おしゅし食べたい。 カラフルな盤面と皿、そして鮮やかな色彩の寿司たち。BGMも相まって強烈な寿司ムーブが第一印象に刷り込まれた。素直な感想を言うと「こいつはやべぇ」。若干すでに寿司に飲み込まれつつあるけれど、プレイを進めてみる。 アーケードモード、チャレンジモード、バトルモードはどれも自分が使う寿司ネタを決め、格闘ゲームのように相手に挑んでいくスタイル。ルールは簡単で、最終的に自分の色の皿が多かったほうの勝ち。ただし『寿司リバーシ』の場合は一般的なリバーシのようにターン制ではなく、リアルタイムで進行する。まず相手を攻撃して“皿ポイント”を手に入れる必要があり、そのポイントを使って自分の皿を設置して盤面を自分の色に染めるのだ。相手の皿をひっくり返せる場所でないと設置できないのは通常のリバーシと同様。ストーリーはないのでサクサクと進められるところがいい。 プレイ開始時に解放されている寿司は8種。寿司にはそれぞれ攻撃力を高めたり相手のスキルゲージを減少させたりする固有の“スキル”があるので、自分のスタイルに合ったネタを選ぶのもいいし、単純に好みの寿司を選んでもいい。それぞれのモードをクリアすると新たな寿司ネタが解放されるときがあるので、そのうち自分が好きな寿司が解放されるかも……!? 寿司屋においての最初の注文は、その日の胃のコンディションや気分を左右する重大なものとする人もいるけれど、私はこだわりがないので定番のマグロをチョイス。マグロのスキルは、自分以外の皿をランダムで3つ自分の色に変えるというもの。相手の皿が3枚のときに使えば相手の皿がなくなるので、その瞬間に勝利が確定する王者のスキル……!(個人的な感想です) 寿司がピチピチ、ぴょんこぴょんこと盤上を跳ねまわる姿は正直言ってあり得ないものを見ているような感覚で、脳が理解することを拒否した。動いている食べものってあまりないからかな……(踊り食いや湯気に踊らされているかつおぶしぐらい?)。 けれど相手を殴って(どうあがいても体当たりだけど)皿ポイントをゲットしたり、攻撃を食らわないように逃げ回ったりしているうちにだんだんとコントローラーを握る手に力が入っていく。どう立ち回れば攻撃を受けずに済むか、どのタイミングで皿を置けば妨害されにくいか……そう、『寿司リバーシ』はリバーシでありながら格ゲーなのだ、寿司たちが熾烈な戦いを繰り広げる格ゲーなのだぁー! Lスティックで移動、Yボタンで攻撃、皿ポイントが貯まったらAボタンで皿を設置する。Bボタンはジャンプで、攻撃を避け高低差のある盤面を移動できる。リバーシ同様、シンプルで潔い操作方法。 攻撃を受けてHPが0になると7秒間スタン状態になるが、スタンから回復したときはHPも全快している。また、攻撃をしたりダメージを受けたりするとスキルメーターが貯まり、満タンになるとRボタンでスキルを使用することができる。 自分が相手に攻撃をすると相手のスキルゲージが貯まってしまうけれど、HPをゼロにすれば7秒のスタン状態になる……というこの絶妙な匙加減も戦略に取り込んで戦うのだ。 なおステージにはさまざまな形があり、細長いつり橋で繋がれているふたつの島だったり、半球のすり鉢状で高低差のあるものだったり、ベルトコンベアーが設置されていて盤面から落ちやすいものがあったりとバラエティに富んでいる。盤面から落ちると皿ポイントが失われてしまうので注意深く行動したいところだけど、反対にその地形が相手の攻撃を避けやすくしてくれることもあるので、戦略的に活用していきたい。 アイテムにはいろいろな種類があり、踏むとダメージを受けるトラバサミ、数秒間通常攻撃を受けなくなるもの(アイテムの攻撃は受ける)、敵味方関係なく無差別に寿司を攻撃してくる犬、ランダムで2枚の皿を吹き飛ばす隕石などがある。それぞれの効果はアイテム図鑑で確認できるので、頭に叩き込んで戦うほうがやっぱり有利。全員が10秒間ノリノリになりランダムな方向に移動してしまうサンバとか、初見じゃ絶対に対処できない(笑)。 “チャレンジモード”は全100ステージをNPCと1対1で戦う、フードファイトのような過酷なモード。ここで登場したステージは後述のバトルモードで使うことができる。 キッズプレートの10ステージを見事平らげるとつぎは助六な「舞~MAI~」のパックが、助六の10ステージを完食すると握りずしや細巻きが入った「祭~MATSURI~」が解放され、寿司のグレードが難度とともにアップしていく……! ここでもアーケードモード同様、クリアしたときに新たな寿司が解放されることがある。クリアできないけれどどうしてもパックを解放したいときは、解放キーをリアルマネーで購入することも可能。でも私は意地でも自力で勝ち抜いてやる……ふぬぬ。 それはそうと、このチャレンジモードを見ていたら助六寿司が食べたくなってきた。おばあちゃんが好きでよく買ってきてくれていたけれど、昔は肉や魚が大好きだったから「魚が入ってないじゃん;;」と素直に喜べずにいた。でも、酢飯とゴマというシンプルな中身を甘いお揚げで包んだおいなりさんも、かんぴょうや卵焼きをぎゅっと巻いた太巻きも、今はなぜか私の心を掴んで離さない。しみじみと味わえるおいしさというか調和というか完成されたバランスというか。大人になって思うのが、寿司にはいろいろな種類があってそれぞれ違ったおいしさがあるということ……と、話がそれた!  最後は“バトルモード”を紹介。これはNPCを含め最大4人まで参加できるローカル対戦モードで、1対1の戦いとは比較にならないほどの乱戦がくり広げられる修羅のモードとも言える。寿司たちがあっちで跳ねこっちで跳ね、殴り合っては気絶し、皿を置こうとしては殴られて、チャンスと思えばサンバの音楽とともに身投げして……先の読めないハチャメチャな戦いが待っていることを約束する! コロナな昨今なので、オンラインで対戦できるともっとうれしいな~! リバーシという万人が知っているボードゲームを軸にしているので、7歳の息子も簡単にルールを飲み込めた。それ以来、「寿司対戦やろ~!」と対戦を挑んでくるのだ。まぁ、コテンパンにするけど(大人げない)。そしてそんなとき、息子は決まって「……今夜は寿司がいいな」と言うのだ。 ここまで読んでくれたそこのあなた、寿司が食べたくなったのでは!? そして『寿司リバース』をプレイしたくて堪らないのでは? 私はというと、マグロのたたきをごま油と塩で軽く和えたものをちびちびつまみながら『寿司リバース』をプレイ……うまいッ! 本当は寿司が食べたかったけれど、真夜中だったので理性で押しとどめたのだ。よし、明日の夜は寿司にしよう。 SUSHI REVERSI(c)2020CAERUX CO.,LTD. All right reserved. 時すでにお寿司!『SUSHI REVERSI~寿司リバーシ~』俺より強い寿司に会いに行くは、WHAT's IN? tokyoへ。

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