少女にわいせつな行為、市立高と市立中の教諭2人を懲戒免職 広島市教委
広島市教委は30日、少女にわいせつな行為をしたとして、市立校の20代教諭男性と、市立中教諭の容疑者の男(59)=強制わいせつ容疑で送検=をそれぞれ懲戒免職にしたと発表した。 市教委によると、20代教諭は2~3月ごろ、18歳未満の少女を抱きしめたり、複数回キスをしたりした。処分は4月19日付。市教委は保護者の要望を理由に、処分を速やかに公表せず、名前などを明らかにしなかった。 市立中教諭は2022年6月から23年10月ごろにかけ、勤務先の校内で女子生徒2人に対し、わいせつな行為をした。生徒1人に対する強制わいせつの疑いで今月2日に逮捕、23日に再逮捕された。 市教委教職員課の中田晋介服務・健康管理担当課長は「教職員の服務規律の一層の徹底を図り、再発防止に取り組む」と話している。
中国新聞社