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カキ産地にIT専門学校 「留学生で町おこし」の幻想

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週刊東洋経済

<2018年2月3日号> 各地で今起きているのが、外国人留学生を受け入れて地域活性化を図る動きだ。留学生は地域の労働力不足をアルバイトとして補ってくれ、増える空き家も寮として活用してくれる。しかも彼らが稼いだバイト代の多くを学費として徴収できる。一見、格好の地域活性策だ。しかし、留学生の現状を長く取材してきた筆者は、こんな「留学生で町おこし」に危うさを覚えずにいられない。 岡山県南東部に位置する瀬戸内市──。瀬戸内海に面した温暖な気候の下、農業や漁業が盛んで、とりわけカキは特産品となっている。一方、市民の高齢化が止まらず、3万8000弱の人口は減少が続く。瀬戸内市は筆者の故郷である。市内には筆者も通った県立高校があるだけで、私立高校や専門学校、大学はない。そんな市に今年4月、外国人留学生の受け入れを目指す専門学校が開校する。

本文:3,577文字

写真:5
  • 瀬戸内市はカキの産地として知られる(岡山県漁業協同組合連合会ホームページから)
  • 専門学校の開校計画は2016年12月に発表(瀬戸内市ホームページから)
  • 旧玉津小学校校舎は塩田跡地が見渡せる高台にある。入り口には「ようこそ! 日本ITビジネスカレッジ」の文字が
  • 沿岸部に位置する尻海地区。旧玉津小学校から徒歩圏内には港がある

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出井康博 :ジャーナリスト