「GUCCIのジャッキー1961」宮田聡子×樋口かほり そろそろ知っておきたい オトナの名品
そろそろ知っておきたい。「大人の名品」
今の時代にふさわしく、持つだけで「いつものわたし」をスマートに格上げする、選りすぐりの名品をご紹介しているこの連載。今回お届けするのは、グッチの2020年秋冬コレクションでより素敵に進化した名作、「ジャッキー 1961」です。 最新ファッション記事はこちら!
《 GUCCIのジャッキー 1961》
存在感のあるピストンクロージャーが印象的な、ホーボースタイルのバッグ。レトロ感のあるカーヴィなフォルムが可愛らしい。「ミディアム」「スモール」「ミニ」の3サイズ展開。 「ジャッキー 1961」スモール ホーボーバッグ(ショルダーストラップ付き)¥232000、コート¥340000、タイツ¥38000、靴¥106000/すべてグッチ(グッチ ジャパン)
時代ごとに愛され進化し続ける、しなやかなフォルムの名品バッグ
聡子とスタイリスト樋口かほりさんが「持ち方で表情が変わって、本当の意味で2WAYとして使える!」と推すのが、2020年の秋冬 コレクションで新たな解釈でよみがえった、新生ジャッキー バッグです。 1961年に誕生したオリジナルの「ジャッキー」は、上品な曲線を描いたフォルムとゴールドカラーのクロージャーが特徴の、ホーボースタイルのバッグ。1960~70年代にはファッションミューズや上流階級の女性など、ジェットセッターたちが持つアイコンバッグとなり、グッチの名を世界に知らしめるきっかけにもなりました。 またジャクリーン・ケネディが愛用している姿がたびたび写真に撮られたことから、彼女の愛称にちなんで「ジャッキー」と呼ばれるように。その後、さまざまなデザインで再解釈されてきた名品が、現クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレの手により、今の時代に即した「ジャッキー 1961」へと進化。時代を超えて新たな魅力を宿したこのバッグについて二人が語り合いました!
■聡子 「遊び心を効かせたデザインもあって、毎シーズン楽しませてくれるグッチ。中でもこの斜め掛けできるジャッキーは普段使いの名品としてオススメ」 □樋口 「聡子ちゃんが持ったバッグは、実は『スモール』サイズ。さらにもうひと回り小さい『ミニ』も展開しているから、カジュアルにも持てるよ」 ■聡子 「『ミニ』もいいですよね。小さめのサイズって本当に使える! いつもの日常に寄り添ってくれて、旬の着こなしともなじんでくれるから好きです」 □樋口 「レザーがしっかりしているのもあって、バッグ単体で見ると『コンサバかな?』と思うけれど、実際に斜め掛けするだけでとたんにカジュアル顔。そんなところが2WAY……というか2つの顔を持っている感じがする」 ■聡子 「しかも、このバッグって実際に2WAYなんですよね! ストラップを一部取り外して手持ちにしても、上品で可愛いなんて最高です♪」
今月のリアル買い名品
聡子が今月本当に買った名品をちょっとだけご紹介! ■個人的名品(!)なリキッドファンデ 大人の肌をいい感じにしてくれる、頼れるファンデーションに出合いました。その名もアンプリチュード。薄づきなのに艶があってしっかりカバーしてくれるところがいい!!