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鼓童、クリエイター向け音源展開 住吉佑太「太鼓音楽をもっと日常の音楽へ」

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 太鼓芸能集団の鼓童が、映画やCMなどの映像作品、ゲーム業界など様々なクリエイターのシンクロ利用向けに音源を展開するプロジェクト『The Heartbeat Laboratories』を始動。その第一弾としてデジタルアルバム『Alatane』の「Vol.1」と「Vol.2」の2つを同時配信することを決定した。  リスニング向けの配信に加えて実施する。「太鼓音楽をもっと日常の音楽へ」をスローガンに、より多くの方に身近な音楽として親しんでもらおうと企画した。鼓童にとっては新たな挑戦となる。 ■鼓童・住吉佑太コメント そんな思いから始まったのがこの“The Heartbeat Laboratories”と名付けたプロジェクトです。 お祭りのお囃子や、創作太鼓の演奏を見聞きしたことはあっても、日常的に太鼓の音を聴いている人は、ごくわずかだと思います。 ほとんどの日本人にとって、太鼓は非日常的な楽器です。 それゆえに、固定観念を払拭できないところがあると感じています。 「和風BGM」と括られるジャンルがあるように、太鼓、和楽器による音楽は、ある特定のシーンにしか馴染まないというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。 そんなイメージを覆すべく、私たちが発信するのは、まったく新しいジャンルの太鼓音楽です。 太鼓のみならず、西洋楽器や電子楽器も含め、すべての音楽の垣根を超えた、新しいアンサンブルです。 「これは太鼓ではない」という意見もあるかもしれません。 では、その「太鼓」とは何を指しているのでしょう。 例えば、作られた時代は江戸時代?平安時代?縄文時代? いつ作られた太鼓のことを指しているのでしょう。 鼓童のオリジナル楽器である、「韻」「締獅子」「奏」は、太鼓でしょうか? このように考えを巡らせてみると、「太鼓」というイメージが、意外にも曖昧であることに気付かされます。 いつの時代も、出したい音と音楽性のために、楽器は改良され続けています。 それは太鼓以外の楽器でも同じです。 短絡な楽器のイメージから可能性を狭めてしまうようなことがあれば、太鼓音楽の未来はありません。 かと言って、西洋音楽的な音楽感のみに縛られていては、「和風BGM」から抜け出すことはできません。 あくまで鼓童のもつアイデンティティを核とした、根深くも前衛的な音楽を打ち出し続けることが、太鼓音楽の新たな可能性につながっていると信じています。 リスニング向けの配信と同時に、様々なジャンルのクリエイターによるシンクロ利用向けのサービスも展開していきます。 映画をはじめとする映像作品やCM、インスタレーションなどでも、鼓童が打ち出す新しい音楽を使って頂けるようにしていきます。 太鼓音楽をもっと日常の音楽へ。 鼓童はこれからも、新たな太鼓音楽を発信し続けます。

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