試合でも「腕時計着用派」の女子プロたちに直撃取材! どんなモデルを使っているか見せてもらった
軽量化や耐ショック性能の向上などで、試合中でも腕時計を身に着ける女子プロが増えてきた。 どんな時計を愛用していて、なぜ着用しているのか? 週刊ゴルフダイジェスト編集部が人気女子プロに直撃取材! 「みんなのゴルフダイジェスト」では原英莉花、青木瀬令奈、岩井明愛、千怜姉妹の4人を抜粋してお届けする。
原英莉花
・フランク ミュラー/ヴァンガード レディバックスイング:165万円 スイス高級機械式腕時計ブランド「フランク ミュラー」とスポンサー契約を結ぶ原英莉花。 最終戦・リコーカップ最終日に左腕に着けられていたのは、ファッション性と機能性を融合させ、おしゃれで優雅なゴルフスタイルを投影したレディスウォッチ。ゴルフボールのディンプルがケース、ダイアル、さらにはストラップに表現されている。 ちなみに原が身に着けているネックレスも「フランク ミュラー」のもの。時計の文字盤に使われているビザン数字をモチーフにダイヤモンドがセッティングされたゴージャスなネックレスで、原のラッキーナンバーである「9」のデザインを選んだという。
青木瀬令奈
・リシャール・ミル/RM 07-01 オートマティック:1320万円(当時) リシャール・ミルと所属契約する青木瀬令奈。着用モデルは、自動車レース「FIA世界耐久選手権」への初参戦を記念して世界限定50本で製作され、現在は販売終了となっている。 「ファミリーから所属契約になった時に2本目として頂いて、試合中はこれを着けることが多いです。リシャール・ミルの良さは、50g台で軽いこと。時計を着けて時間で風向きを見るタイプで、起きて天気予報見て、『何時からは北西の風になる』とか、スタートの2時間前からサスペンデッドになることを想定して、コースメモに書いているんです。だからそれと時計を見て、『そろそろ北風に変わるな』と考えながら、実際の状況とすり合わせてプレーしています。ゴルフはボールの捜索時間や40秒ルールがあり、スタートに遅れたら失格になったり、時計と離れられないスポーツだと思います」(青木)