【予想スタメン】日本代表、久保建英&伊東純也が同時先発か。きょう23時45分からW杯予第2節シリア戦
日本代表は21日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第2節でシリア代表との対戦を予定。前回のミャンマー代表戦の起用から、シリア戦の先発メンバーを予想する。【文=河治良幸】 2026年W杯アジア2次予選 試合日程・結果・順位表・組み合わせ
浅野が左サイドで先発か
アウェーのシリア戦はホームのミャンマー戦より厳しい戦いが予想され、難しいミッションになることが想定される。会場はサウジアラビアのジッダとなるが、シリアはすでに同じ会場で北朝鮮に1-0で勝利しており、そこから移動もなく慣れた環境で、日本を迎え打つことができる。名将エクトル・クーペル監督が堅実な守備とカウンターを植え付けており、前線にはキャプテンでもある192cmのFWアル・ゾマー(アル・アラビ)、テクニックとパワーを兼ね備えたオマル・クリビン(アル・ワハダ)など危険なアタッカーも揃えている。 日本は10月シリーズのメンバーから板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)と中村敬斗(スタッド・ランス)をケガで招集できず、当初のメンバーから三笘薫(ブライトン)、前田大然(セルティック)、古橋亨梧(セルティック)、川辺駿(スタンダール・リエージュ)、伊藤敦樹(浦和レッズ)が辞退。さらに、ミャンマー戦でスタメンだった鎌田大地(ラツィオ)がケガのために離脱した。渡辺剛(ヘント)と細谷真大(柏レイソル)を追加招集しているが、元々26人だったメンバーは試合にエントリーできる23人ちょうどとなっている。 スタメンを予想するにあたり、大きなヒントになるのはミャンマー戦のスタメンと出場時間だ。これまでの活動でスタメンが多かった選手のうち、菅原由勢(AZ)、伊東純也(スタッド・ランス)、久保建英(レアル・ソシエダ)、浅野拓磨(ボーフム)の4人はミャンマー戦で出場なく終わった。冨安健洋(アーセナル)に関してはコンディションで大事を取った向きもあるが、プレーできない状況ではないと想定されるため、シリア戦に照準を合わせてくるとみられる。 ミャンマー戦のスタメンを見ると、谷口彰悟(アル・ラーヤン)は前半いっぱいで追加招集の渡辺剛と交代、上田綺世(フェイエノールト)も67分に同じく追加招集の細谷真大(柏レイソル)と代わっており、疲労の少ない状態でシリア戦に臨むことができるはず。1トップに関しては10月シリーズで活躍した浅野もいるが、左サイドの選択肢が限られる状況で、浅野をここで起用するのではないかとみている。