ウーマン村本大輔「ダウンタウンに点数」でも何も言われない背景
お笑いコンビ『ウーマンラッシュアワー』村本大輔はもはや“無双状態”のようだ――。 村本は先日、『ダウンタウン』が5月4月に行われた吉本興業110周年興行で披露した漫才について、自身のツイッターで 【画像】松本人志 ダメージジーンズでヒルズウォーク 買い物客は騒然! 《俺がM1の審査員ならダウンタウンさんの漫才は83点》 と投稿し物議をかもした。 《30分やるなら最初からネタに入って欲しかった。枕ながかった》 《あのネタは5分で十分できる》 と持論を展開。吉本のトップクラスに君臨するダウンタウンの漫才を、中堅の村本が恐れ知らずともいえる批評をしたのだ。 しかしこれだけでは村本は終わらなかった。その後、村本はインスタグラムのストーリーズで 「ダウンタウンの漫才を83点?と言ったけど酔った勢いで言いました。訂正します 73点です」 とさらに低い点数をつけたのだ。 ここまで「吉本の看板」であり大先輩でもあるダウンタウンにあからさまにケンカを売るとは、村本は芸人生命をかけてでも何かを訴えたかったのだろうか。松本はツイッターをしているが、この件についてはスルーしている。 では吉本はなぜこの発言をされて黙っているのだろうか。こんな話が聞こえてくる。 「過去にオリエンタルラジオの中田敦彦さんがテレビで松本さんへ批判的なコメントをした際、上層部が激怒したということがありました。そして幹部が呼び出して説教をしたときに、中田さんがそれを録音していたのでは…という噂が流れた。宮迫さんも、ユーチューブでの対談でこのことに触れていました。中田さんは真偽を明らかにはしていませんが、村本さんは説教などされようものなら、喜んで公言する可能性がある。 数年前“藤原寛副社長から発言について圧力をかけられた”ということも番組で暴露していました。吉本からしても村本さんは警戒を要する人物なのでは」(スポーツ紙記者) 吉本は“官民の架け橋”となっており、政府系の仕事をはじめ、日本中の地方自治体の仕事を“住みます芸人”等が請け負っている。安倍元総理を吉本新喜劇に出演させるほど、その距離は近い。村本が漫才で政権批判をすることは、“目の上のたんこぶ”となっていたのかもしれない。 「村本さんはテレビ出演がほとんどなくなった。漫才の内容も政権批判だけでなく、原発や米軍基地の話も多く、テレビ番組としては使いにくい。何を言い出すかわからないという怖さがありますからね…。 最近はトークライブ中心に全国を回っているようです。ライブで稼げるという後ろ盾があるからこそ、テレビにも頼らず、ダウンタウンにすら本音で批評できるのでしょう」(テレビ局関係者) 村本のインスタには、 《StandUp comedy showの依頼はDMへ。50人以上集めてくれてマイクがあれば。※特定の政党などからの主催はお断りさせてもらいます。※VISAがおりなくてすこし渡米が遅れてます》 と書かれている。村本は今年3月末をもって渡米してスタンドアップコメディに挑戦する予定だったが、ビザの関係で遅れているようだ。 現段階では英語力にも不安を感じているようだが、今後はアメリカンドリームをつかみ、さらに舌鋒鋭くなる日が来るのだろうか…。
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