その「夫婦げんか」、回避できるかも!関係良好な夫婦が実践している接し方まとめ
♦️大事なのは冷静さ!「話し合う」 「なるべく感情的にならないように、言いたいことを言う」(53歳男性/技術職) 「エスカレートする前に一旦発言をやめる。お互い落ち着いた頃に冷静に伝える」(55歳女性/会社経営・役員) 「基本的にはムリに解消しようとせず、時間を置いたのちに言葉で謝罪を直接伝える。または伝えられるまで待つ」(34歳男性/営業・販売) 「外に出かけてクールダウンする」(34歳女性/主婦) 「冷静になるために距離を置く」(51歳女性/主婦) どちらかが大声を出してヒートアップしてしまうと、なかなか気持ちのおさめどころが見つかりませんよね。お互いに冷静になって、それから話し合うのは大事かも。 筆者は、どうしてもイライラしてしまったときにシャワーで水を浴びてクールダウンしたことがありました。物理的に冷やすのも多分アリです。 ♦️「翌日に持ち越さない」のもポイント 「次の日には持ち越さないようにその場で意見を聞く」(31歳女性/その他) 「当日中に素直に謝る」(51歳男性/その他) 「とにかく次の日には謝っておさめる」(49歳男性/会社経営・役員) 「翌日に持ち越さないこと」(56歳男性/総務・人事・事務) 「朝になったら挨拶をする」(42歳男性/技術職) その日のことはその日のうちに。仕事でもなんでも、持ち越さないほうがいいものもあります。当たり前のことですが「朝になったら挨拶をする」はぜひ真似したいところです。「けんかをしているから今日も無視!」というのでは、いつまでたっても仲直りはできません。 ♦️「他の家族のために」けんかをやめる 「子どもの前で言い争うことは絶対良くないので、けんかはほとんどしない」(40歳男性/医師) 「子どもの前で言い争うのがイヤなので、私から言い返すのは全部LINEで。文字の方が冷静になれて、けんか自体が早く収束する」(45歳男性/コンピュータ関連) 「夫婦げんかをしていると飼い猫が察して落ち込んでしまう。猫と話すふりをして“こういうところが嫌だったけど、自分もよくなかった”と言って互いに謝るきっかけをつくる」(34歳女性/編集) 「愛猫たちが、相手にされてないと間に入って甘えてくるので、そこで、猫の相手をしながら話を進め、収束させる」(54歳女性/主婦) 愛する家族の前でのけんかは、やっぱりよくありません。見せたくないし、猫や犬も不穏な空気を感じていつもと違う行動をするんですよね。 夫とけんかして泣きながらお風呂に入っていた時に、水が嫌いなはずのうちの猫が風呂場まで慰めに来てくれたことがありました。子はかすがい、ペットもかすがい。 ♦️「お詫びの品」を贈る 「食べ物をご馳走する」(54歳男性/会社経営・役員) 「スイーツを買ってくる」(54歳男性/公務員) 「プレゼントをあげたりする」(26歳男性/学生・フリーター) 「夫の好きなおかずを作る」(40歳女性/主婦) 言葉で謝るだけよりも、わかりやすいのがお詫びの品。ごめんねの気持ちを伝えやすくなりそうです。 筆者はけんかをしてしまったとき「お誕生日の前祝いなんだけど、こんなのどう?」と、プレゼント案を提示しながら謝ったことがあります。贈りものをもらって「嬉しい」気持ちがあると、仲直りまでの道のりがショートカットできそうな気がしています。 夫婦は別々の暮らしをしてきた別の生き物ですから、けんかすることもあります。でも、譲れないことをお互い理解し合って、少しでも相手が過ごしやすいようにしていくことが夫婦円満の秘訣なのかもしれませんね。
佐藤春華